2009年9月アーカイブ

★枝幸ターミナル 10:15→雄武 11:25
宗谷バス ¥1,930


 枝幸ターミナルで待つこと45分、やって来た雄武(おうむ)行きのバスはさっき乗った枝幸行きと同じバスだった。どうやらターミナルで少し休憩になっただけで、運用は通しのようだ。それなら1本にまとめての運行にしてしまえばよいと思うのだが・・・。
 待合室には数人がおしゃべりに花を咲かせていたが、ほとんどはその1本前の浜頓別行きに乗ってしまったため、雄武ゆきに乗り込んだのは3人程度だった。


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 ここからは鉄道の延長がついに果たせなかった区間を走る。国鉄の路線名が興浜北線(浜頓別~北見枝幸)・南線(雄武~興部)と名乗っているのを見れば分かるが、最後には両者をつなげて連結する予定だった(参考)。路盤など工事は一部完成していたが、オイルショック時の建設凍結以降、ついに再開することはなく、つながるはずの両線とも昭和60年に廃止された。
 ということで、ここだけ 国鉄線の廃止代替ではない。その証拠に、運賃がかなり高い。枝幸~雄武はおよそ50kmあり、先ほどの天北線の稚内~鬼士別とほぼ同じ距離がある。しかし、運賃は天北線の該当区間が1490円なのに対し、こちらは1930円と3割弱高い。国鉄線の代替は運賃についても緩和措置や補助が出ているからだと思われるが、正直この区間は別格に高い感じがした。

 バスは国道に沿ってオホーツク海に戻ると、あとは海岸沿いを一直線に南下する。景色は相変わらず上々。

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集落の名前(オッチャラベ)。橋の名前は漢字が当てられていたが最早読めない。

「コイトイ」を過ぎると、次の町である雄武町に入る。特にトンネルや橋があるわけではなく、集落の外れのところで境界線を引いた感じである。と言っても、先の枝幸町は宗谷支庁、こちら雄武町は網走支庁の最北の町であり、次のエリアに入った雰囲気になった。この辺りでは集落ごとに1人2人と乗客があり、街の中心地への需要があるようだ。

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まだ網走までの先は長い・・・。

 雄武には明確なターミナルがなく、この宗谷バスは中心を少し過ぎた雄武国保病院が終点となる。逆に、ここから乗り継ぐ紋別方面は枝幸寄りの雄武高校入口が起点で、そこから国保病院を経由して南へと向かう。
 この区間は2路線が併走し、すれ違う姿も見られる。

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 どこで乗り継ごうかと思ったが、車内アナウンスに乗り継ぎの案内があったため、道の駅雄武で降りることにした。

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 道の駅雄武(停留所表記は「雄武」)には2路線のポールが並んでいる。道の駅の中には待合所や休憩所もあり、実質的なターミナルの役割を担っている。ただし、発券窓口などはない。

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「ここでしか売っていない」につられて買ったダッタンそばコロッケ。コロッケの中はそばを練りこんでいるのか、やや緑色だった。風味が香る感じでかなりウマい。

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 セットの冷やしそばとともに。

 休憩所の脇に、かつての国鉄の資料や写真が展示されていた。ここ雄武は興浜北線の終着駅でもあった。町名は「おうむ」だったが、駅名は「おむ」。
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★雄武 11:49→紋別バスターミナル 13:00
(興浜南線・名寄本線代替)北紋バス ¥1,210

 ここで宗谷バスとはお別れし、紋別を中心に路線を持つ北紋バスに乗り換える。やって来た紋別行きはふそうの前中扉の一般路線バスタイプだった。

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 道の駅自体が国道沿いにあるため、今回はすぐに国道に戻り、そのまま238号線を南下する。市街地を抜けると牧場が今までよりも目立つようになった。海沿いの牧場に放牧されている姿も。

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 途中、オホーツク海に昇る朝日が美しい日の出岬(http://www.oumukankou.com/hinode.html)に立ち寄る。観光やキャンプの名所なだけあって、数人が下車していった。
 この岬を過ぎるとすぐに紋別市に入り、最初の町である興部(おこっぺ)に入る。興浜北線は雄武~興部の19.9kmと短い路線だが、代替バスはそのまま元の名寄本線に入り、市の中心地である紋別まで直通する。

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 興部にはバスターミナルがあり、名寄本線の代替バス(名寄~興部)と各便が接続している。鉄道時代は、名寄本線(名寄~興部~紋別~遠軽)と盲腸線の興浜北線(雄武~興部)で成り立っていたが、代替後は●名寄~興部 ●雄武~興部~紋別 ●紋別~遠軽のように3分割された。名寄側から来た場合は興部で乗り換えることになるが、オホーツク海沿いの流動が強いのだろうか。

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 興部を抜けて沙留(さるる 読めない......)の町を過ぎると、渚滑(しょこつ)川を渡る。この辺りから紋別の中心街に入ることになるが、建物の姿も目につくようになり、稚内以来、久々の大きな街に来た感じがする。

 終点の紋別バスターミナルはかつての駅跡地にあり、立派な建物になっている。しかし北紋バスの発券窓口はなく、売店もない。オホーツク紋別空港が近いため、航空券の取り扱いはあり、また札幌・旭川方面の高速バスが何往復も発着するために、道北バスの窓口はあるのだが、なぜか地元の北紋バスの窓口はない。立派だがどことなく寂しい感じのするバスターミナルである。

 また、ここに発着するのは郊外線のみで、市内線は道路を1本挟んだ路上の幸町5丁目に停車し、ターミナルには入らない。どうせターミナルの発着レーンは余っているのだから入ればいいのにと思っていたら、どうやら10月から市内線を集約して分かりやすくし、同時にターミナルにも乗り入れる実証実験を行うようだ(http://www6.ocn.ne.jp/~hokumon/hokumon/0910_jyun.pdf)。この方がずっとマシだろう。

 その間は従来の市内線は運行を休止する。せっかくなので、今までの路線に乗っておこうと幸町5丁目からしばらく乗ってみることにした。

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★幸町5丁目 13:11→旭団地 13:28→幸町4丁目 13:42
北紋バス \280+\280

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 やって来たバスは専用の小型車で、乗客は数人。乗車した旭団地線は市内を南北に結ぶ路線で、方向幕のS・Cとはショッピングセンターの略である。両側ともラケット状の循環で折り返すようになっているようで、終点を通して乗れるようになっている。

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 市街地を左右に曲がり、住宅地を回りながら終点の旭団地に到着する。ここまで走るとかなりの町外れになる。ここで乗務員交代となり、すぐに市内方面として折り返して発車した。折り返しは幸町5丁目を過ぎ、物産館(オホーツク海紋市場)のある幸町4丁目まで足を伸ばすことにした。

 ここで昼食。じゃらんプロデュースの地元の新名物「ホワイトカレー」を食べてみることにする。地元の某氏おすすめの海紋市場併設の「蔵」という料理屋に入った。地元のじゃがいもや、海産(カニ、ホタテ、カキフライ)があしらわれたカレーで、コクがあって美味。出てくるまで少々時間がかかったのが残念だが......。

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 現在はプロデュース第二弾として貝柱の塩ラーメンを開発したらしく、そちらもメニューに載っていた。

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 思ったこと。

 上のリンクのPDFでは、地図上に各停留所の位置や時刻表、運賃が分かりやすく示されている。個人的には、バス会社に載せる案内としてはこれらの情報は必須だと思っているのだが、今回の乗り継ぎを調べるにあたってもその基本すらできていない事業者がほとんどだった。
 さすがに時刻表を載せていない事業者はないが、多くは主要停留所のみで、どこの停留所に停まっていくのかすら明らかでない。もちろん主要停留所以外の時刻は分からないことになる。
 さらに路線図を載せているのは少数派で、よくて概略の線図が引いてあるだけで、それぞれの路線が地図上でどの経路を走り、どこに停車するのか全く分からない。どこを走っているのかというのは基本中の基本の情報だと思うが、それすら満足にできていない。

 上の紋別バスターミナルから幸町五丁目の乗り継ぎも、現地に案内の張り紙が1枚あるだけで、Web上ではこれらの情報はほとんど分からない。その後の市内線の経路に至っては市内線時刻表の脇に小さく書かれた概略図だけで、どこを走るかという理解にはかなりの推理が必要だ。
 これでバスを利用してもらおうという気になっているのか、はなはだ疑問だ。元々地元の人しか相手にしていないのかもしれないが、地元の人でさえも他の路線を分かっているのだろうか。それとも、固定の路線しかどうせ使わないからいいよと思っているのだろうか。移動にバスの利用を車内ポスターで呼びかける前に、もう少しやることがあるのでは? と思う。

★稚内駅前ターミナル 5:50→浜頓別ターミナル 8:20
(天北線代替)宗谷バス
¥2,120

 ここから先はオホーツク海沿いに、国道238号を中心に南下することになる。その第一弾が宗谷バスの天北線代替バスである。かつて、国鉄時代には北海道内に多くの路線を抱えていたが、赤字路線の廃止の中でほとんどが消え去っていった。オホーツク海沿いにも、稚内から網走までほとんどの区間で線路がつながっていたが、今は全て廃止されて残っていない。
 バス代替の結果、地元のバス会社を中心に元国鉄路線を運行することになった。今回乗車する路線もその1つで、天北線(南稚内~音威子府[おといねっぷ])の区間をほぼそのまま引き継いでいる。運行は宗谷バス。

 宗谷バスの稚内バスターミナル。東急グループのため、あのマーク(通称Tバック)がターミナル側面にあしらわれている。といってももうすぐグループから脱退してしまうようだが・・・。
 既に窓口は開いていたため、事務員氏から回数券を買うことにする。何種類も金券式の回数券があるが、これからの距離のことを考えて200円×11枚つづりを2セット購入。
 

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 やって来たバスは観光タイプのトップドア車。ちょっと豪華な気分だ。浜頓別に着く頃には8時過ぎになるため、通学対策として高校行きにしているのだろうが、祝日でも同じ行き先なのが面白い。
 バスターミナル内には人は何人かいたのだが、このバスに乗り込んだのは自分ひとりきり。他のバス待ちや、稚内到着後の一時休憩場所として使われていたようだ。

 定刻通りに発車後、バスは稚内市街地を南北に走る国道40号を快調に飛ばしていく。南稚内駅(バス停は南駅)を過ぎ、国道40・238号が分岐する潮見5丁目で238号に入ると市街地もほぼ終わりになる。なお、ここまでは市内線が各系統あわせて1時間に4~5本ほぼ等間隔で運行されており、この規模の都市にしては破格のサービスレベルと言っていいだろう。

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▲国道分岐点脇にある潮見5丁目の折返所。待合室もある

 国道238号に入ると「網走 319km」の青看板が。路線バスで1日で移動する距離ではないと今更ながらに思う。

 といってもここで一旦宗谷岬に向かう国道とはお別れで、バスは内陸に入って天北線の跡を沿うように走る。たまに集落、あとはほぼ無人の原野か畑か牧場が広がる地帯だ。

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 内陸に入って増幌・声問・曲渕と集落を抜けていくが、人の姿はもちろん対向車も全く見かけない。祝日の朝早くということもあるのかもしれないが・・・。ようやく姿を見たのは、峠を越えてオホーツク沿岸の猿払(さるふつ)村に入った小石というバス停だった。ここで女子高生が乗車、ようやく乗客が2人になる。

 そうこうしているうちに猿払村の中心、鬼志別に到着。立派なバスターミナルが建っている。北海道にはこのようなバスターミナルが各地で見られるが、国鉄からバス転換した際の補助金で作られたものも多いようだ。ここで数分間休憩となったので、ターミナル内に入ると天北線の簡単な資料室がある。かつての駅名標やきっぷ、写真などが掲示してある。

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 数分間のリフレッシュの後に発車し、海沿いまで出て浜鬼志別で再び国道238号と合流した。海寄りの地名を「浜~」と名づけることが多いような気がする。
 国道に入るとまた原野地帯になる。この辺りは湿地帯なの沼も多く、海沿いということもあって美しい車窓風景だ。
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 沼地を抜けると浜頓別町に入り、すぐに浜頓別の中心市街に入る。浜頓別駅跡地に作られた浜頓別ターミナルにほぼ定刻で到着した。

★浜頓別ターミナル 8:25→枝幸ターミナル 8:20
(興浜北線代替)宗谷バス
¥700

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 浜頓別駅は天北線のほか、オホーツク沿いにさらに南下する興浜北線が分岐するターミナルだった。跡地にターミナルが建てられたと思われるが、だだっ広い敷地が往時の鉄道時代を思い起こさせる。構内には模型で再現したかつての駅や資料室があり、なかなか手をかけたつくりになっている。
 バスターミナルにはこれらの代替バスのほか、旭川までの特急バスが1本運行されている。本数は多くないが、それぞれの接続が考慮されているダイヤになっており、乗ったバスが高校に行った後に、今度は音威子府からの稚内ゆきが到着し、それぞれのバスから枝幸方面に短時間で乗り継げるようになっているようだ。といっても休日の朝、ほとんど乗客はいなかったが。

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 やって来たのは日野のエンブレムが眩しいトップドアの経年車。3人ほどを乗せて、すぐに発車した。

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 浜頓別から先はほぼ海沿いだけを走る。道路のすぐ近くまで荒波が押し寄せる風景はなかなか。

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 北緯45度線を越え、神威岬のトンネルを抜けると枝幸(えさし)町に入る。

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 今までとは違い、山がすぐ近くまで迫っていることもあり、海沿いにポツポツと漁港と小さな集落が点在している感じだ。それでも、集落によっては国道から一旦集落に入って停留所に停まるところもあり、鉄道のときとは違ってこまめに集客しようという姿勢がうかがえる。
 そのような集落群をいくつか過ぎると、やや大きな街に出る。ここが枝幸町の中心部で、中心部近くの枝幸ターミナルで終点となった。

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 ターミナルには車庫も併設しており、宗谷バス第二の拠点となっている。オホーツク海沿いに走る路線のほか、市街地循環や内陸に向かう大昔の殖民軌道に沿って走る歌登方面、さらに内陸を貫通して札幌・旭川まで向かう特急便も運行されている(一部途中乗り換え)。

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 ここで数十分の間が空くので、しばらく休憩。ターミナルの向かいにスーパー・本屋・レストランなどの複合施設があったので時間をつぶせそうだったが、10時開店らしいのであきらめてターミナル内で待つことにした。

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 向かいのレストラン。どことなく「す●いらーく」の香りが・・・・


某バスツアーの札幌解散後(これについては後ほど)、せっかく北海道に来たからということで、3日前にルートを考えた北海道周遊の旅に旅立つことにする。

まずは稚内に行くために、大通バスセンターへ。宗谷線の夜行は既になく、夜行で行こうとするならば、都市間バスを利用するしかない。札幌~稚内間は宗谷バス・銀嶺バスの共同運行で「わっかない号(はまなす号)」が運行している。
大通バスセンターは札幌の中心街のすぐそばにある。地下鉄東西線のバスセンター駅が最寄ということになるが、バスセンター自体は大通駅とバスセンター駅の中間にあり、札幌駅から向かうのであれば、大通駅で地下鉄を降りてしまって地下道を歩いたほうが早いだろう。

バスセンターはご立派な施設なのだが、あまりに発着する路線が少なくなってしまい、施設をもてあましているというよりもうらぶれた感じがたまらない。個人的には長野バスターミナルといい勝負のような・・・。わっかない号は最近ここを発着場所に移したようで、宗谷バス等の事務所が1Fにあり、乗車券への引き換えもここで行う。

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札幌(大通バスセンター)23:00→稚内駅前ターミナル 5:30
宗谷バス
¥6,000

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2台体制での運行だったようだ。独立3列シートなので、隣とある程度スペースが離れているのは嬉しいところ。予約を取った後は、中は自由席で好きなところに座れるという変わった設定だが、前から3列はレディースシートとなっている。

23:00定刻に発車。発車時からすっぽりカーテンで覆われていてよく分からないが、どうやら高速道路は使っていないようだ。早朝に目が一瞬覚めたとき、GPS測位をすると「道の駅てしお」っぽいところで休憩をしているようだったので、日本海(オロロンライン)回りだったのだろうか?

そのまま5:00過ぎに稚内市街地に入ると、各停留所で降車扱いを始めた。車内はほぼ満席だったが、各停留所で降車があったのが印象的だった。そのまま順調に進み、5:25に稚内駅バスターミナルに到着。バスはこのまま進んだフェリーターミナルが終点となるが、乗り継ぎの都合上ここで下車となる。

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すごく久々に来た気がする稚内駅。前回来たのがどれくらい前かと言うと、稚内の銭湯に入ってタブクリアを人生最後に飲んで急行利尻に乗って深名線に乗りに行ったくらい前のことだった。タブクリアもう一度復活しないかしら。

駅前は再開発とやらで、大部分が工事の柵に囲われていた。宗谷バスのバスターミナルは駅の北側、小道を入ったところにある。そこが今回の旅の出発点になる。

LEDの話・続

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某すばらしき友人作。
今の192ドット×40ドットでも、前面表示はこれくらいは凝ったことができるはずなのに
2段式で「~経由 (行き先)」という表示は何とかならないもんかなぁ、と思う。
方向幕の時代は、経由地と行き先を横に並べて書いていたのに・・・
ウソLEDのネタもうまく使いたい。

t96_tmp.jpg

ちなみに、現在のLED前面表示では以下の文字が使われているようだ。これ以外にも、画像として作成し、192×40で落とし込んだものがあるような感じがする。
何種類のシステムフォント持ってんだよという感じだが、16×16はどうもPC-9801と同じようなニオイがする。ただし、PCで1から同じものを作成するのは、かなりの程度似たものはできると思うが、該当のドットフォントがないため難しいだろう。

・16×32(系統/一部の行き先) 縦太さ4、横太さ2 ※16×16を単純に縦倍角にしたもの?
・8×8(一部の経由地) 縦太さ1、横太さ1
・12×12(経由地など) 縦太さ1、横太さ1
・16×16(一部の経由地など) 縦太さ1、横太さ1
・16×16(一部の行き先 8文字以上/系統漢字・数字) 縦太さ1、横太さ2
・20×20(経由地があるときの行き先) 縦太さ2、横太さ2
・20×20(経由地があるときの行き先) 縦太さ2、横太さ3
・24×24(行き先 6文字以上) 縦太さ2、横太さ2
・28×28(行き先 5文字以下) 縦太さ2、横太さ3

ローマ字の部分の英数字も実は3~4種類くらいあるが省略。
20×20で文字の太さが3ドット幅のやつは、確認できた限りでは[都01]のミッドタウン行、[都05]の東京テレポート行、[都02]の臨時本所一丁目行などが存在する。無駄にぶっとい感じの文字になっているのが特徴。

ところで、通常の経由地と行き先の組み合わせは、上段12*12、下段20*20なのだが、[王55]だけは上段8*8、下段24*24になっている。道理で経由の字が小さいと思った。

苦行継続中

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協力も少しずつ得て、ようやく50%。
1日1本とか2本ののをブレずに撮りにいくのはほとんど苦行。

しかも終バスの時間帯に1本とかだと同時に撮りにいけないし!
おかげで20時から23時まで分刻みのスケジュールで駅を移動とかいう話に・・・。
早く90%くらいまで行きたいものだが、いつになるやら?

k39_2.jpgty01_1.jpgt08_2.jpgt01_1.jpgs99_1.jpgi01_1.jpgr22_4.jpgo40_1.jpgn13_5.jpgk64_2.jpgmn11_1.jpgx_02.jpgu70_2.jpgk24_5.jpgg05_1.jpg

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