東京都の6/30のお知らせで「渋谷駅街区基盤整備方針」が公表されていた。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2008/06/20i6u300.htm
4年後(平成24年)に東横線が地下に潜って、副都心線と直通するのを機に、東横店の再開発や、あまりにも分かりにくい駅周辺の構造や歩行者の動線、旧態依然としたバスターミナル(特に西口側)を見直そうというもので、しばらく前から有識者で再編整備を検討していたものだが、基本方針がようやく出てきた。かつての案では、渋谷駅上にガレキの塔みたいな建物が建ったり2階全域にペディストリアンデッキがあったりと色々な案があったような気もするが、全体としては素直に使いやすい感じになるようだ。
ポイントは
●駅ビル(東横店)は分離状態を改め、駅の南側に建築
●埼京線(湘南新宿)は山手線と並行に移設
●西口広場は南北に分離、バス専用とし一般車乗り入れ禁止
●西口タクシー乗り場は地下に移設
●銀座線は文化会館連絡通路上に移設(駅が1面1線のように見えるが......)
●3Fは山手線・埼京線・銀座線の統合巨大コンコースに
●東口バスターミナルは北側に移設
●鳥瞰図によると山手線ホームが1面2線に(先祖がえり?)
渋谷駅の工事はいつまで経っても終わりそうにない。
少し思った点をいくつか。
●西口が一般車通り抜け不可として、周辺に移行してパンクしないだろうか? 通り抜けはタクシーがほとんどだから大丈夫だったりするのだろうか。
●銀座線の降車ホームはどこになるのか。
●バスプールの容量は足りるか。
●埼京線の新南端が現ホームの北端に引っかからないだろうか。
●というか、渋谷川は...
●忘れ去られた新南口とホテルメッツはどうするのか。超長い連絡通路?
7/1~7/31まで、東京都都市整備局にてパブリックコメント絶賛受付中らしいので、興味のある方はどうぞ。
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