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T.K.

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なんかテレビつけたら小室哲哉が逮捕とかいってたのでびっくりしました。おクスリ絡みとかではなくて借金苦のすえの詐欺というのが栄枯盛衰を256倍くらい感じさせる。

ということで、全然関係ないけど小室哲哉の名(たまに迷)曲を思い返してみよう。

・TM Networkについて

 音を聴けば「小室サウンドだ!」と思わずにはいられないほどの特徴がある。ツボにはまると心地よい。アルバムで言えば、3枚目のGORILLA、4枚目のSelf Control、5枚目のhumansystemは掛け値なしにオススメ。GORILLAだと「NERVOUS」「Come on Let's Dance」、Self Controlだと同名の曲やラストの「Fool On The Planet」「Here,There & Everywhere」、humansystemもやはり同名の曲を筆頭に、「Children of the New Century」「Resistance」あたりが外せないかな?

今聴くとサウンドがさすがに'80年代で、今の豪華さが足りない部分はあるがそれでも名盤だろう。そういえばhumansystemで思い出したが、何でBe Togetherって鈴木あみがカバーしたんだろう。もっとほかにウケそうな曲があっただろうに。

 シングルだと有名なGet Wildはやはり外せないが、それ以外では上に挙げた以外では「1974」「TIME TO COUNT DOWN」あたりで。シティーハンターだと「Still Love Her」が割と名曲かも。

・小室哲哉提供曲について

 何といっても渡辺美里。やたらと提供している。しかも結構粒揃い(後年提供曲だけ集めてアルバムが出たと思う)だが、何と言っても「My Revolution」は色あせなくてスバラシイ。青春ソングと呼んでも差し支えないくらいだ。これで一躍有名になったと言ってもいいのではないか。他の渡辺美里はその前の「死んでるみたいに生きたくない」「Teenage Walk」の青春的シリーズも欠かせない。あとはもう少し時代が下ると「JUMP」「悲しいね」あたりが頭に流れる。かーなしいねー かなしいねー かなしいーねー♪

 あとは思い出すとろころだと......

・中山美穂...JINGI・愛してもらいます......さすがにこれはどうかと。サウンドは小室サウンドそのものっぽいが、企画盤のようなチープな感じが1回転してたまらない。しかも松本隆作詞だしな。「そういまどきツッパリはー 時代遅れのみーほーんじゃない」というセンスが凄い。まだ「50/50」のほうがいいかな......

・小泉今日子...Good Morning Call...最初はどうかと思っていたが、サビの部分がやっぱり小室サウンド。隠れた名曲。惜しむらくはKYON^2にもう少し声量があれば...

・松田聖子...Kimono Beat...たぶんこの1曲きりだと思う。相当歌いづらいほうに入ると思うが、それでも松田聖子の曲になる松田聖子はすごい。でも多分迷曲。

・伊藤かずえ...星屑のイノセンス...一般的には「不良少女とよばれて」以来大映ドラマに欠かせない人なのだろうが、アイドルらしく曲も結構出している。最初から最後まで小室サウンドが突き抜ける隠れた名曲。なぜかNHKのアニメ三銃士とタイアップしていた。

・宮沢りえ...NO TITLIST/ドリーム ラッシュ...宮沢りえをプロデュース(でいいんだろうか?)していた小室哲哉。今から考えるとすごいことだ。とにかく超美少女だったが歌は......人には向き不向きがあるということか。いや、安田成美や新田恵利よりはずっといいと思うけれど。曲は今聴いてもいいと思う。誰かカヴァーして蘇らせてはくれないものか。

・田中美奈子...夢みてTRY...昔50円でシングル買ってきたのでなぜか家にある。なぜか間奏にマイムマイムが入るふしぎな曲。サビはまごうかたなき小室サウンドだが、わざわざ探すほどの曲でも......

あとは観月ありさとかにも提供していたような気がする。結構幅広くアイドル業界に卸していたものだ。

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・TPD...10代に罪はない/キスは少年を浪費する(だっけ?) とか...すみません、タイトルだけ覚えてるけど曲はさっぱり忘れてしまった。TPDで覚えてるのはソニーカセットテープのCMで有名なovernight successをカバーしたのくらいだ。

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・trf以降について

trfといえば、1山10枚100円のレンタル落ち中古シングルの常連。

今「EZ DO DANCE」とか聴くと一回転くらいして新鮮な気持ちで聴けるかと思ったがやはりムリだった。あと10年くらい寝かさないといけないらしい。それだったら内田由紀のOnly Youとかのほうがいい。そろそろ書くのも疲れたので(終)。

 

星間飛行

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現在放送中の「マクロスF」の星間飛行が結構いい感じだ。

マクロスと言えば、初代の「私の彼はパイロット」「愛・おぼえていますか」を代表として、割といい曲を送り出しているが、これらと同じような曲のにおいを今に再現したのは凄い。具体的には、この平成20年のご時世とは思えないB+級アイドルっぽさの香り。いわゆるアイドルっぽい歌だが、'80年代前半の泥臭さとは一線を画した、'80年代後半あたりをピンポイントに再現したかのような感じがした。聴いていて思い出したのがきまぐれオレンジロードだったりYAWARA!だったりしたためだ。

そう、ここまで書いて何週か聴いて思いあたったが、この曲は「雨にキッスの花束を(今井美樹)」に激しくそっくりだ。特にサビのコード進行はスライドさせただけでほとんど同じ。スペースの区切りが4分音符の長さとして、だいたいこんな感じに聞こえる。

(星間飛行)

A♭  →  →   →  Gm  →  Cm  →

りゅう せい にー まー たー ーがっ てー あな

Fm  →   B♭ →  Gm  →  C   →

たに きゅう こう かー -oh ーoh ーー --

 

(雨にキッスの花束を)

( お もい)

Fm  →  B♭  → E♭  →  Cm  → 

ーが けな いー プロ ーポ ーズ ース クラ

Fm  →  B♭  → Gm  →  C  →

ーン ブル のー どま ーん なか ーう そで (しょー)

 

ちなみに歌詞は松本隆御大。作曲は菅野よう子といずれも第一人者。歌詞は詩的な表現といいシンプルな言葉といいいつもの感じだが、菅野よう子はAメロ→Bメロのあたりにそれっぽさを感じるものの、独自色はちょっと控えめな感じで、20年くらい前のアイドルソングをオマージュして再現しようとした感じがした。ということでまだ聴取ループ中。

原稿作業が数時間止まっていたのでそろそろ再開。

「富士フイルム、アンチエイジング化粧品CMに大物2人」

http://www.asahi.com/business/update/0625/TKY200806240369.html

CMがネットで見られるとはよいご時勢になったものです。→http://www.ffhc.jp/products/astalift.html

松田聖子は相当幅広く曲/詩の提供を受けているが、さすがに中島みゆきからの提供はなされていない。実はほとんど接点のない2人だが、ファンということで見ずにはいられない。

それぞれの楽曲は「時代」と「渚のバルコニー」だが、「時代」のCMというとどうしても郵政省の年賀はがきを反射的に思い出すので、どうかなぁとも思ったが......でも他に適当なのがあるかと言われてもなかなかないのでいいのだろう。「毒をんな」とか「夢だったんだね」とか出されても困るしな!

中島みゆきは全体的に声と合わせてラジオDJ風味。ややミスマッチか。あと、このCMの松田聖子がここ最近とは違うシンプルな感じで、前より若返っている気がして怖い。いやすごい。

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