10月1日は路線改編の時期。北海道絡みでは、国鉄湧網線代替バスが佐呂間町の補助金打ち切りにより廃止(短縮)されることが決まり、それ以外に佐呂間に行く路線バスもほぼ全廃される。ということで、思い立って北海道へ。せっかくなので函館に上陸し、「なるべく電車も高速バスも使わない旅」と称してオホーツク海を目指すことにする。
★函館空港 1920→大森町 1940
函館帝産バス ¥350
空港到着後、帝産バスで函館中心街に。函館エリアは函館市交通局のバス事業廃止後は函館バスに統一されているが、空港とフェリーターミナル関連だけは別の事業者も運行している。トップドアの観光車がやって来た。飛行機の到着が遅れ気味だったため、バスも遅れての発車となった。
いつも思うんだが、函館空港の最終便は全体的に早くないだろうか。21時台着くらいがあると便利だと思うのだが......。
★松風町→(市電)→十字街
★十字街 2012→函館山 2030
函館バス ¥320
夜は少し時間があるので、せっかくなので函館山に行ってみる。函館山へのアクセスは多くの人が利用するロープウェイの他、夜間帯のみ函館駅から山頂まで直通するバスが運行されている。
東急バスにそっくりという以外の見た目は普通の路線バスだが、なんと昔の車掌よろしくバスガイドが乗車し、観光ガイドも行ってくれる。その他、函館山の山頂へと向かう急坂に入ると車内の灯りを消し、途中の夜景スポットでは減速するというサービスつき。道路も2車線がやっとで所々交互通行になっているなど、路線環境もハードで面白い。運賃もロープウェイが片道640円なのに対して、十字街からはおよそ半額の320円(函館駅からは360円だったはず)でオススメ。かつては函館市交通局が運行していたように記憶している。夜間帯のみ30分間隔で運行している。
途中、対岸の下北半島(大間)の灯りが見える。ここから対岸までは目と鼻の先。
相変わらず山頂は人だらけ。観光バスが乗り入れすぎ。そして写真屋の営業もすごすぎ。展望ビルに絶滅危惧種だと思っていたメダル刻印機があった。このPC-8801レベルの画面がたまらんですね。
帰りはロープウェイ。ちょうど運よくロープウェイシャトルバスが待っていた。山頂に向かうバスとは別に、函館駅~ロープウェイ駅を結んでいる。夜間は30分毎だが、ここから市電の十字街電停までは大した距離ではない上に帰りは下り坂なので市電に乗ったほうが楽だろう。しかも登山口から函館駅は短距離なのに初乗り運賃で済まず\230になってしまうのはどうかと思う。
★登山口2115→函館駅2125
函館バス \230
函館駅に到着。函館バスといえばおなじみ「すみません回送中です」。
そしてラッキーピエロ。地場のハンバーガー屋として有名だが、ここのカレーはホッとする味。(写真はチャイニーズチキンバーガー)
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