平成16年4月〜6月

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6月いっぱいで錦糸町駅北口の定期券売り場が廃止(7/11)

 6月30日をもって、錦糸町駅北口ターミナルのアルカキット前にあった定期券売り場が廃止されました。定期券の購入は、引き続き営業する南口のターミナル前の発売所か、もしくは江東営業所で行うことになります。なお、廃止された北口売り場にはパスネット・バス共通カードの自販機が設置され、カード類に関しては引き続き購入することができます。もっとも、現在は車内で一日乗車券・定額定期券・共通カードとも購入することができるため、大きな実害は少ない見通しです。

提供:東京特許許可局さん

6/26、成木「ホタルを見る夕べ」で臨時バス運行(7/11)

 6月26日に青梅市北部の成木川で夏の風物詩、「ホタルを見る夕べ」が開かれることに伴い、18:30〜19:30の間、東青梅駅の南口ターミナルから成木市民センター付近まで10分間隔で臨時バスが運行された模様です。夏の定番となることが期待されます。

提供:VITOさん

「台場01」、大江戸温泉物語より撤退して元に戻る(7/11)

 5月1日より、貸切専用「台場01系統」が大江戸温泉物語の輸送から撤退し、従来のタイム24ビルだけを循環する形態に戻りました。また、7月1日からはおよそ減便の上、土休日運休となっています。平成15年にお台場のテレコムセンター脇にオープンした温泉施設、「大江戸温泉物語」。
 そこへのアクセスとしては、従来より走っていた東京テレポート駅〜タイム24ビル循環の無料貸切系統を延長することで対応しましたが、この5月1日よりこの2施設へのアクセス路線を分離することにし、都営バスは従来のタイム24ビル循環に戻り、また大江戸温泉物語へのアクセスとしては新たに東京テレポート駅→ホテル日航東京→ホテルグランパシフィックメリディアン→大江戸温泉物語→東京テレポート駅という片方向循環のルートとしました。こちらはどこの会社が運行しているかについては不明です。
 また、7月1日にタイム24ビル系統は再度改正を行い、平日103回→77回に減便され、土休日運休となります。タイム24ビル関連の時刻表には、従来掲載されていた[海03](東京テレポート駅〜環境局中防合同庁舎)の廃止代替である東京テレポート駅〜環境局庁舎(平日25回分)が全て消えており、こちらの系統の安否も気遣われます。

提供:かざさん

6/7より東43・王46でダイヤ修正(6/6)(7/11)

 6月7日より、東43系統(東京駅北口〜荒川土手)でダイヤ改正されます。といっても、時刻表上ではほとんど違いがなく、微修正にとどまる模様です。

ダイヤ改正
系統名 所管 変更内容 実施日
東43 微修正 H16. 6. 7
王46 微修正 H16. 6. 7

提供:四方津宗太郎さん

6/6に町屋地区祭礼に伴う迂回(7/11)

 下と同じ6月6日に、町屋地区で天王祭のメインイベントでもある町屋十五カ町連合神輿渡御が尾竹橋通りにて行われるため、この区間を通る[草41](浅草寿町〜足立梅田町)の町屋三丁目〜町屋駅〜荒川四丁目の区間を明治通り・尾久橋通り経由に迂回し、都電との接続を図るためか、熊野前停留所に臨時停車します。なお、町屋三丁目の停留所は[端44](北千住駅〜駒込病院)の停留所に停車するよう変更となります。

規制日時:平成16年6月6日 11:30〜14:30
規制系統と内容:

提供:エコツムリさん

6/6にアテネオリンピック聖火リレーに伴う運行変更(6/6)

 6月6日に、本年の夏に行われるアテネオリンピックの聖火リレーのため、西部・南部の系統を中心にダイヤが乱れたり、迂回・途中止まりとなる可能性があります。ご利用にはご注意ください。

規制日時:平成16年6月6日 11:00〜19:00
規制系統と内容:

提供:舞鶴さん(多謝!)

6/1より停留所名変更(6/6)

 6月1日より、以下のように停留所名が変更されます。いずれも組織の変更によるものですが、[田99]の場合は、4月30日で港公共職業安定所(ハローワークみなと)が廃止され、品川駅港南口に新設されたハローワーク品川に統合され、港湾労働課が残るだけになったための処置です。海岸通りとは曖昧な名称で、せめて海岸三丁目とするか適当な企業名を冠するかのほうが良い気もしますが、適当な候補がなかったのかもしれません。

停留所の改廃
バス停名 摘要 関係系統 実施日
多摩川保健所前→西多摩保健所前 変更 梅70 H16. 6. 1
港公共職業安定所前→海岸通り(東京労働局前) 変更 田99 H16. 6. 1

提供:イチョウさん

5/17より西葛27でダイヤ修正(6/6)

 5月17日より、西葛27系統(西葛西駅〜臨海町2団地)でダイヤ改正が行われました。本数は変わらず、21時以降の出発時刻に変化が見られるために鉄道との接続を改善したと思われますが、かえって改悪になっている部分もあるという情報もあり、現地調査待ちです。

ダイヤ改正
系統名 所管 変更内容 実施日
西葛27 江戸川 微修正? H16. 6. 7

提供:gomaさん

5/16に浅草三社祭に伴う運行変更(6/6)

 5月16日に浅草三社祭が開催され、浅草寺を中心とした雷門通り・馬道通りが通行止めとなるため、関係系統は言問通り・浅草通り・江戸通りに迂回となりました。今回の迂回から、台東区循環バス「めぐりん」は都営の運行ではなくなったため、ポスターには新たに日立自動車交通の名が入りました。

規制日時:平成16年5月16日 11:00〜19:00
規制系統と内容:

提供:舞鶴さん

5/16に東京シティロードレース開催に伴う運行変更(6/6)

 5月16日に東京シティロードレースが開催され、日比谷通り・外堀通りの北西部などで通行規制が敷かれたため、関係系統が途中止まり・現場待機などを行った模様です。

規制日時:平成16年5月16日 9:00〜11:00
規制系統と内容:

提供:舞鶴さん

携帯電話のマナー放送が変化(6/6)

 5月上旬より、携帯電話に関するマナー放送が「携帯電話の車内でのご使用は、心臓ペースメーカーなどの医療機器に悪影響を及ぼす恐れがありますので、電源をお切りください」というものから、「優先席付近では携帯電話の電源はお切りください。それ以外の場所ではマナーモードに設定の上、通話はご遠慮ください」というものに変化していました。これは東京・神奈川・埼玉・千葉の各都県バス協会が連名で出した携帯マナーについてのお知らせポスターの内容に従っており、首都圏各社の鉄道線での携帯マナー放送と歩調を合わせたものとなります。

提供:ひろさん、3京新聞さん

5/1に新宿と銀座でメーデー迂回(6/6)

 5月1日のメーデーのデモ行進により、新宿と銀座地区でそれぞれ迂回が行われました。新宿は[出入01]の文化服装学院→新宿駅西口が往路と同じ青梅街道経由となり、銀座では[業10]の外堀通部分が行進にかかるためか、銀座4・銀座西6を休止にし、昭和通り経由に迂回しました。[都03]〜[都05]は掲示が見つからなかったことから、特に変更なく運行されていたようです。また、[早81]も行進ルートと被っていましたが、特に掲示はなく、通常通りの運行となった模様です。

規制日時:平成16年5月1日
規制系統と内容:

提供:てつろうさん、こみゅーさん

4/30に「東砂五丁目」新設「東砂六丁目北」改称、両28も改善(6/6)

 4月30日より、東砂六丁目の交差点付近にあった東砂五丁目停留所が東砂六丁目北に改称され、新たに東砂五丁目がその北側に新設されました。また、同時に従来は[両28]が通過していた[門21](旧)東砂五丁目にも新たに停車するようになり、利便性が向上しました。これは、T字路となっていた東砂六丁目交差点のそれぞれの車流出方向に3カ所あった東砂五丁目停留所(下図のA,B,C)のうち、南側2カ所(B,C)を東砂六丁目北とし、北側の一カ所(A)はそのままとし、新たにその向かい側に停留所を新設(D)したものです。また、これと同時に、旧東砂五丁目には停車していなかった両28もあわせてB・Cに追加停車することになりました。歴史上の経緯からこの停留所を通過していた[両28]も是正されることになります。ただし、交差点を直進する[亀24]については、位置関係上、東砂六丁目北は葛西橋行きのみ停まることことになります。
 その他、未確認ですが、[亀24]の出入庫となる江戸川車庫〜葛西橋も、B・Cに新たに停車するものと考えられます。

変更前→ 変更後
門21 東大島駅 門21 東大島駅
亀24 亀戸駅 亀24 亀戸駅
門21 東陽町駅・門前仲町 門21 東陽町駅・門前仲町
両28 亀戸駅/両国駅
亀24 葛西橋 亀24 葛西橋
両28 葛西橋
(未設置) 門21 東陽町駅・門前仲町
亀24 葛西橋
停留所の改廃
バス停名 摘要 関係系統 実施日
東砂五丁目(南行) 新設 門21・亀24 H16. 4.30
東砂六丁目北 追加 両28 H16. 4.30
東砂五丁目(一部)→東砂六丁目北 変更 門21・亀24 H16. 4.30

提供……イチョウさん

みんくるガイド新版配布開始(4/30)

 4月20日ごろより、都バス路線案内こと「みんくるガイド」の新版が配布開始となりました。今年4月までの改編に全て対応している最新版となっています。いつものように、営業所・地下鉄駅構内・一部のバス車内などで無料配布されています。なお、今回は都営地下鉄の車内・都バスの車内にもPRポスターを出しており、宣伝に積極的なことがうかがえます。
 気づいた点:

提供……ひろさん、ハチさん

都01に新宿支所参入(4/30)

 4月1日より、都営バスの基幹路線である[都01]に、新宿支所の運用が発生しました。従来は渋谷営業所だけでまかなっていたこの系統ですが、運用の一部を肩代わりする形で新宿支所の担当が発生した模様です。平日・土曜・休日の終日にわたって運用があり、最大3台が運用についています。また、出入庫は[渋66]で行わず、早稲田の[池86]を使うという都営では非常に珍しい(初めて?)事態となりました。ただし、営業運行を行うのは1本のみで、新宿車庫から新宿伊勢丹まで回送して、始発時間帯に新宿伊勢丹→渋谷駅西口を運行(渋谷駅西口から渋谷駅ターミナルまで回送)、また入庫は渋谷駅東口から新宿伊勢丹まで営業したあと新宿車庫まで回送となっています。まるで京都市バスの代走運用のようです。また、休憩は渋谷車庫でとるため、渋谷駅〜渋谷車庫の出入庫運用も存在します。
 また、これに伴い、小滝橋からK471が新宿へと転属し、C200、L789、L790といった車がほぼ専属で運行にあたっています。営業所の近い渋谷が全部を担当せず、わざわざ離れた新宿からやって来るというのは大きなインパクトを与えましたが、どのような意図があるのかは分かりません。今後とも注目していきたい事象です。

都01の新宿運用(平日)




























回送→ 638 643 648 652 657 702 704 709 715 719 724
池86→ 700 705 710 715 720 725 727 732 738 742 747
742 749 800 805 815 821 825 830 836
804 811 817 823 823 828 834 839 846
852 900 907 913 919 926 918 923 930 →渋庫?
855 903 910 916 928 935 943 948 955 →渋庫?
渋庫?→ 1105 1113 1121 1127 1136 1146 1150 1155 1201
渋庫?→ 1125 1133 1141 1147 1148 1156 2104 1209 1215
1225 1234 1242 1242 1257
1236 1244 1251 1257 1305 1314 1316 1323 1331 1336 1343
1323 1331 1339 1345 1355 1404 1406 1414 1422 1428 1438
1428 1437 1445 1452 1455 1501 1510
1457 1508 1516 1517 1534
1546 1555 1603 1610 1621 1631 1633 1641 1650 1657 1706
1600 1609 1617 1624 1635 1645 1647 1655 1704 1711 1720 →渋庫?
1728 1739 1748 1748 1804
1832 1840 1848 1855 1856 1903 1912 →回送?
渋庫→ 1900 1910 1918 1918 1933
1956 2003 2010 2016 2024 2035 2037 2043 2050 2056 2103
2045 2052 2058 2103 2112 2121 2123 2130 2137 2142 2149 →池86
2135 2141 2147 2152 2202 2211 2213 2219 2225 2230 2237 →回送

提供……北天幻龍さん、かざさん、亀26さん、狛江市役所前さん、第一馬場下町民さん、mai-kawabusさん

交通局、「チャレンジ2004」を策定(4/30)

 交通局では、平成13年に策定した「東京都交通局経営計画(チャレンジ2001)」の3カ年度が終了したのに引き続き、3月に東京都交通局経営計画(チャレンジ2004)を策定しました。これは、交通局の向こう3年度(平成16〜18年度)における取り組みの大まかな内容を示すものです。
 経営方針としては、「都営ならではのサービスの展開」「経営基盤の強化」「組織の活性化」によって「都民やお客様に信頼され、支持される都営交通を目指す」という題目が掲げられており、都営バス部門においては、次のことが挙げられています。

  1. バス路線の見直し……乗客流動に対応した路線見直しや運行ダイヤの決定、休日などの特定需要に対するフレキシブルな路線の運行を検討
  2. 利便性の向上……引き続き新車を全ノンステップ化、簡易バスロケの設置、鉄道駅・ターミナルにおけるバス案内の充実、平成18年度にバス・都電・地下鉄共通のICカードを導入、鉄道との乗り継ぎを考慮したダイヤ、都バス定期券発売場所の再整備、定時性・速達性の向上(渋滞・路駐の多い道路についての巡回、バス優先道路化の関係機関への要請)
  3. 快適性の向上……バス停留所の改善(巡回清掃、上屋・ベンチ増設、停留所の案内改善)、乗り心地のいい車輌への改良検討、職場ごとのサービス推進運動の展開
  4. 安全性の向上……安全対策・訓練の充実、営業所における事故防止活動(点呼の厳正執行、研修による事故対策強化)
  5. 環境負荷低減……低公害車輌の導入継続、TDM(交通需要マネジメント)施策への協力、燃料電池バスの実証運行継続
  6. 利用促進への取組……積極的なバス路線のPR、魅力あるバス乗車券の発売(運行形態にあわせた新たな乗車券、他事業者との連携をとった企画乗車券)

また、効率化計画の中では、事業委託を進めることが明記され、再雇用・再任用の活用や朝夕ラッシュ時の非常勤の活用など、人件費を抑えることが記されています。(その通り実施できるかは未知数ですが……)
直接乗客に関係するのは1,2、そして6でしょう。路線見直しというのは例によって曖昧な書き方なので何とも言えませんが、後半の特定需要に対する路線というのは、昭和40〜50年代の健全化計画で、普段の需要と関係しない行楽路線の全廃を一度行ったこともあるだけに、どういった施策を出してくるのかが興味深いです。2.のICカード化や6.の企画乗車券ですが、ICカードと組み合わせることでより柔軟な一日券なども出せると考えられ(多事業者またがりの一日券など)、期待したいところです。運行形態にあわせた〜というのは、昼間特割のようなものか、それとも100円バスのようなものを指すのかは不明です。
 これらの事業によって、経常赤字幅を徐々に圧縮する計画となっています。

新型簡易バスロケ装置が稼働開始(4/30)

 4月上旬より、写真のような装置がバス停に追加されました。これは簡易型のバスロケ装置で、それぞれの系統番号のバスが何停留所前にいるかを表示するものです。4停留所より前にいると「−」を、3停留所前にいると「3」を、以下「2」「1」と近づくたびに更新されます。写真では、上60と上69がそれぞれ1停留所前まで来ていることを示しています。行き先や所要時間などは出力されず、あくまで簡易的なものにとどまっていますが、追加設置が簡単なことや、コストが安いということもあったのでしょう。現在、春日駅・上野広小路の東方向、浜町中ノ橋、葛西駅の6番乗り場で存在が確認されています。
 この装置は最近交通局の策定した「チャレンジ2004」でも触れられており、増設を図っていく旨記述されているため、今後はあちこちで見られることになりそうです。

提供……Shuさん、まっきいさん、のっぺさん

L781が青梅へ移転(3/13)L643、L672も(3/29)(4/30)

 今年度大塚に導入されたL781号車が青梅支所に移転し、青梅用の設備を取り付けて運行されていることが明らかになりました。ナンバーは「八王子200か 657」となっています。大塚は上60・都02のダイヤ改正に伴う組数減で必要車輌数が少なくなったことによるものでしょうが、青梅で増車されたということは、増強の予定があるのかどうかが気がかりです。なお、都区内からの移籍は、品川所属だったX303の移籍以来となります。
 さらに早稲田からL643、小滝橋からL672が転属しました。それぞれナンバーはL643が「八王子200か643」、L672が「八王子200か666」です。23区内の営業所ではHRが不評だったということもあっての転出となった模様です。なお、これに伴う減車や転属はなく、3台純増となっています。

提供……荒井@青梅さん、W支所さん

さようなら、めぐりん(4/30)

 3月31日をもって、台東区コミュニティバス「めぐりん」から交通局が撤退し、4月1日から日立自動車交通が運行にあたることになりました。4月24日に開通する「南めぐりん」も同様に日立自動車交通が運行します。車輌はそのまま日立自動車交通に転属し、見た目は変わらないまま「北めぐりん」として再スタートをきりました。同時にルート変更が行われ、三ノ輪駅→金杉区民館下谷分館を金杉通りから昭和通りに変更し、今戸一丁目→今戸老人福祉館を変更して今戸二丁目を移設し、入谷ふれあい市場→千束二丁目で生涯学習センター北に寄り、南めぐりんと無料乗り継ぎができるようになりました。停留所名も一部で変わり、「日本堤→一葉記念館入口」「下谷二丁目→鶯谷駅」といった名称変更が行われています。
 なお、交通局時代に発行された専用回数券は引き続き使用可能となっている模様です。

提供……さん

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