2008年9月アーカイブ

小幌駅にて

| コメント(0) | トラックバック(0)

秘境駅として一部に有名な小幌駅(室蘭本線)に降り立ってみる。

駅へのアクセス道路がなく、列車でしか行けない駅として有名。他では飯田線の小和田駅くらいだろうか?

080914_1.jpg

山深い峡谷の上、トンネルに挟まれるように駅がある。かつては海水浴場もあったようだが、今は利用する人もほとんどおらず、保線用の基地くらいである。住居ももちろん存在しない。

080914_2.jpg

普通列車はあまり停まらない(上下あわせて8本)だが、幹線だけあって貨物や特急の通過は頻繁に見られる。運よく北斗星が通過。その直後にスーパー北斗が通過していったが、巻き起こす風がものすご強く、ホームに立っているのがやっと。

080914_3.jpg  

駅前の道。一応奥が駅にあたるのだが......

峡谷の山道を下っていくと、海に出られる。完全に他の世界と切り離された空間。

 

ちなみにぎりぎりFOMAの通信が可能。上を通る国道沿いのアンテナからのを拾っているのだろうが、「JR全駅でFOMA利用可能」はここでもぎりぎり守られていたようだ。......といっても使う人もいないのだろうけど...

大雨の日

| コメント(0) | トラックバック(0)

 8月29日、ここのところ多い落雷と大雨によって武蔵小杉の保安装置がイカレてしまったようで、20時頃から東横線と目黒線が止まってしまった。23時に横浜駅に行ったら、どうも動いてるようなので期待して改札に降りると、復旧しておらず、元町中華街~菊名で折り返し運転中。菊名~渋谷は完全にストップとのこと。目黒線も都心部~奥沢の折り返し運転になってしまっているようで、菊名から日吉・東京方面が完全に断絶している。

仕方ないので京浜東北回りで行くことにする。渋谷方面は大幅に迂回しないといけなくなるのがツラいところだ。大井町線に乗ると、案の定劇的な混み方をしている。といっても東横線沿線に帰る人は実質的な足がなく、田園都市線・JR/市営地下鉄経由で武蔵小杉・日吉に出られるくらいか。 080829_1.jpg

↑目黒線の接続も受けて完全に大岡山で積み残しになってしまった大井町線北行き。

旗の台を出ると、二子玉川まで実質的な鉄道連絡がなくなるわけだが、車掌の案内が今ひとついけてない。旗の台・大岡山到着前後に「東横線は菊名~元町中華街で、目黒線は南北線~奥沢で折返運転中」というのは全体を俯瞰して見たときの案内としては正しくても、大井町線の北行きに乗っている案内としては遠回しな情報で、大岡山・自由が丘で接続の足がない(乗り換える意味がない)ことを案内すべきなんじゃないのかなーと思う。

奥沢に到着。なんと2・3番線を使って折り返し運転をしていた。(http://misono.arc-network.net/tk/tkhsz.htmlの上側2線)すごい活用法である。本当は田園調布か多摩川で折り返しができればいいのだが......。なお、2番線到着時は先に踏切があるが、そもそも目黒方面の線路であり、踏切が動作しないため、一旦手前で停めて最徐行で正しい位置に付けていた。

080829_2.jpg

奥沢駅で降りた客がホームから改札を抜けきっていなくなるまでに5分はかかった。こんなに奥沢で降りたのは初めて見るかも......。

といってもタクシーがいるわけでもなく、駅員は自由が丘駅への徒歩を薦めていた。確かにマリクレール通りの南口まで、歩けば夜でも10分で着けるだろう。ただ自由が丘にも多分タクシーは出払っているだろうが......。大勢の乗客は自由が丘駅に向けて消えていった。

080829_3.jpg

洗足駅で降りてみると、時刻は24:30。とそこに何とバスの姿が現れた。2時間前には終バスが終わっているはずの[渋71](渋谷駅東口~洗足駅)が現れた。代行輸送の臨時運転である。よくよく考えるに、渋谷から代官山・中目黒・祐天寺の近くを通っていることもあり、最近距離の代行としてはうってつけなのだろう。お疲れ様です。折り返しは入庫になるが、乗る人はいたのだろうか......。それにしても目黒営業所時代の「清   水」を見ていると未だにこの行き先は慣れない。

このアーカイブについて

このページには、2008年9月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2008年8月です。

次のアーカイブは2008年10月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.01