都営バス系統別人気投票 第2回/結果発表・その7(番外・3位〜1位)

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車庫 19位〜11位 10位〜1位

 4位までの発表から幾分か間が空いてしまいご迷惑をおかけしました。
 これで最終回、ベスト3の発表です。でもその前に……

番外篇・1票だけの系統

まずは前回の人気投票と同じく、1票だけ獲得した系統をご紹介します。今回は投票総数が多かったこともあり、実に17の系統が「1票のみ」の系統でした。1票だけといっても、5位1票だけと1位1票だけでは7倍の点数の開きがありますが、平等に紹介していきましょう。ほとんどの系統でコメントがあったのが印象的でした。

[反90]は予想が大当たりです。おめでとうございます。(?) まさに地味大賞。1時間ヘッドになってしまったのが残念です。今後もちぃバスが高輪進出予定ということで、予断を許さない状況です。[学06]も並行して走る[学03]にいい所を持っていかれてしまい、票が全部そちらに流れてしまったためでしょう。混雑が少なく、思ったより本数もあるので結構便利ですね。[錦28]も他の特徴ある系統に囲まれて、特徴があまりなく地元輸送に徹するあたりが原因かもしれません。[上26]の片割れ、[亀26]も1票は免れたものの、得票は2票だけでした。
 これ以外では、[梅76丙]も1点の系統でした。

[門19]も[海01]に食われた感じですね。[門19]が本家のはずですが、いまや派生系統の[海01]一家の方が、本数・乗客ともにかなり多くなっています。[黒77]は走るところはかなりの魅力があるのですが、いかんせん路線としては大通りを走り続けるのでマニア的な魅力は乏しいかもしれません。都会的な車窓はなかなかオススメですが。
[宿75]は三宅坂行きは何とかならないでしょうか。終点の場所といい、そこにいたるまでの経路といい、運行時間帯といい、集客する気があからさまに薄そうなのが残念なところです。

1位に1票だけ入り、他には誰も入れなかったというのはなかなか稀有な存在だと思いますが、それでも2系統ありました。どちらも思い出深い系統ということで……。

その他、コメントのご紹介

 [都05]は都市新バスの中では点数の伸びが今一つなのは相変わらずですが、前回に比べるとお台場への枝線もできて、注目度はアップしたと言えるでしょう。晴海埠頭への風景への移り変わりは、短い路線ながらかなりオススメです。
 [上58]は固定客もいっぱいいる便利な系統なのですが、いかんせん地味ですよね。早稲田から上野方面は[上69]との二択になりますが、時間があるときは[上58]を選んでしまいます。せっかくなのでコメントにあったエアロスターで。

(早稲田、撮影:P-X683)

 [梅78]は走っているところからすれば上位は間違いなしなのですが、いかんせん存在が知られていなすぎて得票が伸びないようです。一般系統ではあるけれども、小学校通学輸送なので乗るのを少々ためらってしまいそう。
 [上46]もここ10年の終点の移り変わりと再開発はすさまじいものがあります。上野広小路で見た「南千住・汐入」の幕も今は昔、汐入地区は跡形もないほど再開発され、今や近代的なマンションが立ち並ぶ街になりました。今の終点と25年前の風景を並べてみましょう。

(南千住駅東口)

(汐入終点、撮影:P-X683)

 [上60]は[都02]にかなりの得点を吸われている観がありますが、それでも12点を獲得したのは立派です。[都02乙]はかつての一ツ橋止まりというのが中途半端だったような気がします。[橋63]は東京観光という意味では、車窓の移り変わりも含めてオススメな系統なのですが、なぜか得点が伸びません。やはり本数が少ないことが影響しているのか……ここ近年で減らしすぎてしまったような気がします。

(国会議事堂、撮影:五井)

 [亀26]はトロリーバス時代も含めて地元に本当に密着しているのがうかがえるコメントです。都営新宿線が延伸するまでは、かなりの収入がある路線だったようで、今は本数は少なくなってしまいましたが、運行時間帯の広さは相変わらずです。せっかくなのでここでは今井時代の風景を。今やこれらの風景も操車所も、高架の下に消えてしまいました。
 [錦13]も江東区を走る系統の中では長距離で、特徴もある感じなのですが、こちらも票があまり伸びません。塩浜橋以南で路線が2分割されるため、江東区北部から豊洲に行くのは本数があまり多いと言えず、結構不便な感じがします。東陽町から豊洲という路線はできないものでしょうか。

(今井、撮影:P-X683)

(撮影:五井)

 [東16]は結構魅力的な系統だと思うのですが、役割が国展急行と被る部分があり、そのあたりの得点が全部急行バスに流れているからでしょうか。それ以外も、月島に渡る部分や、渋滞が少なく豊洲まで直行できるあたりは車窓も面白く、結構魅力的とは思います。[王41]も並行する[王45]に得点を取られたのでしょうが、豊島八丁目付近の隘路は都営バスではなかなか体験できない区間で、新田一丁目ゆきがクランク状に曲がりながら新田橋まで至る風景はかなりのものです。
 [西葛26]は江戸川区南部のさまざまな風景を一度に見られるオススメな系統です。出自がコミュニティバス的な存在というだけあり、一粒で何度もおいしいと言えるでしょう。なぎさニュータウンの操車所を乗りながら通過できるのもこの系統だけ(船堀駅行きに限る)。

(豊島七丁目)

 [国展03]の魅力はあまり知られていませんが、山手線駅から15分以内に到達でき、運賃は200園、なおかつ東京行きの急行よりも並ばなくて済むという点でとても魅力的な存在です。惜しむらくは夏冬のコミックマーケット臨とゴールデンウィークくらいにしか運転されないというところでしょう。個人的には、もう浜松町は捨てて、時間距離が同じ品川駅東口([国展04])に発着させたほうが何かと利便性が高いとは思います。
 [墨38]は墨田区というしがらみを捨てることができれば、上のコメントにもある通りに南千住駅と錦糸町駅を結ぶようにすればかなり乗客が増えるのではないかと思います。北斎通りは総武線の北側、京葉道路と蔵前橋通りの間に並行に走る道路で、公共交通機関に乏しい地域なので、コミュニティバス的な役割なこの系統にはお勧めの経路ではあります。

(両国駅)

2位 105点
都01・RH01 渋谷駅〜新橋駅・六本木ヒルズ(渋谷)……前回(↑)4位

東98 東京駅南口〜等々力(港南)……前回(↑)3位

順当な順位とは言え、まさかの同点2位とは……主催した側がびっくりです。

(都01)
◆1位…7票 2位…5票 3位…5票 4位…6票 5位…4票 総計…27票

★元祖・都市新バス! これは外せない!!(フカヒレ王子さん)
★やはり都営バスのエースナンバー、渋谷駅で見かける朝の光景(名古屋人が見ると圧巻です)、多国籍なお客さん、バラエティ溢れる方向幕(といっても大部分がLED化されていましたね)、都営バスの代表に相応しいと思います。(愛国民さん)
★都営バスのエースといったらこの路線でしょう。「都市新バス」という言葉も死語になりつつありますね。(ミステリアスさん)
★僕が東京へ行くときに最初に乗りたい路線です。「グリーンシャトル」は最高の名前です(長崎県民さん)
★特にRH01が大好きです。専用ラッピング車が使われていた時代もありますし、六本木通りのオーバーパスを疾走するのはとても気持ちよく、乗っていて楽しい路線だと思います。(白羽雪兎さん)
★東京にお邪魔した際には、必ずと言っていいほど乗車する系統です。沿線の区間は、東京を思わせるほどの車窓が広がっており、「東京に来たなぁ」と実感させられます。また、地元(愛知県)以外でブルーリボンシティハイブリッドに初めて乗った系統も、この都01でした(以前は都01固定で走っていませんでしたっけ??)(鳴尾の民さん)
★都心の繁華街やオフィス街を颯爽と走る姿が頼もしいです。名実共に都営バスの看板路線であることを感じさせられます。(R111さん)
★本数多いから便利!(みかんさん)
★都市新バス第一号の名に恥じることなく、その後も進む沿線の再開発で未だ活況の「優等生」的路線。(ぽんぽこさん)
★都バスを代表する一路線だと思う。渋谷から新橋まで六本木や麻布、霞ヶ関など都心でも中心部を通るところがいいです。(はるかっかさん)
★首都高3号線の高架下区間が多いので沿線の風景はいまいちかもしれませんが、今も新橋行きが昼間8〜10分間隔という利用しやすい本数、いつ乗車しても活気ある車内、そして種類豊富なラッピング(笑)。ラッピング車の撮影をメインにしている自分にとってはまず外すことのできない路線ですね。(青春の1ページさん)
★再開発は進む六本木周辺で、いまだに進化し続ける系統、都側の意気込みが感じられます(早77系統さん)
★やはり東京の顔(エコツムリさん)
★都市新バスにして折返2系統に直行+深夜バスも抱え、渋谷発着のダイヤも含めて死角無しという感じ。・・だけでなく、OLやビジネスマン、若年層のお客さんが中心で終日活気ある路線というのは、都営バスでとても貴重だと思います。(azukiさん)


(六本木一丁目駅 撮影:五井)

(東京ミッドタウン)

 まずは[都01]・[RH01]から。もはや説明不要かもしれませんが、渋谷営業所のエース系統であり、都市新バスの第一号でもあります。昭和60年代の都営バスの復活は、この系統から始まりました。溜池山王駅で打撃を受けましたが、近年の六本木ヒルズや東京ミッドタウンといった再開発とも連動して枝線が開設され、相変わらずの高頻度運行を行っています。路線の多くが首都高の下ということで、車窓はさほど期待できないかもしれませんが、都会的な風景が連続するという意味では面白いでしょう。この系統に乗らずして都営バスを語るなかれ、ということで、まだの方はぜひ一度は乗ってみて下さい。渋谷駅のターミナルに何台も出待ちの車が停まっている風景も、おなじみの撮影ポイントです。


(渋谷駅、撮影:五井)

(南青山七丁目)

(東98)
◆1位…9票 2位…3票 3位…5票 4位…4票 5位…4票 総計…25票

★唯一の共同運行路線でもありますし、自分にとっても東京駅と職場と自宅とを結ぶこともあって最も存在価値のある路線です。丸ノ内のオフィス街・霞が関の官庁街といったビジネスの活気溢れる街から、日比谷公園・芝公園・自然教育園の緑、皇居外堀・東京タワー・愛宕山などの観光スポット、そして目黒から先の住宅街と変化に富んでおり、さらにルート全体が起伏に富んでおり、適度にカーブや右左折があって、道幅も1車線から4車線まで幅があり、とても飽きない路線です。PTPSで遅れにくいのも良い点です。(3京新聞さん)
★これも長距離路線で東京タワーから、目黒通りの家具屋を眺め、有名な碑文谷のダイエーを通り等々力までという車窓の変化がいいですね。東急との共同運行というのもポイントが高いと思います。(Shokatsuさん)
★等々力に住んでいるので、このバスの恩恵をかなり受けている。東京駅から等々力まで、ラッシュ時でも一時間ちょっとで結んでくれるのはありがたい。(はにゅうさん)
★長距離だけど変化に富んでいて飽きない(おけらさん)
★東急バスとの共同路線で唯一残って、さらに現在までその形が継続されているすばらしい路線だからです。(FUJIさん)
★都営便をしばらく待ってでも、乗る価値がある。所管が変わっても、目黒時代からの伝統を感じる。(NOBOさん)
★都心のど真ん中を通り、その後等々力までの長い道のりは、ちょっとした小旅行の趣もあり、時々気分転換でゆったり乗っていきたくなることがありますね。もっとも長すぎるのがアダになって、目黒から先は途中眠ってしまうこともありますけど(笑) それも含めてゆったり出来る路線として好きですね。(ai2さん)
★数少なくなった都営・民営共同路線。東京駅前で唯一民営(一般路線)バスが見られる点でユニーク(ぽんぽこさん)
★一位と同じく世田谷区を通っているから。でも末端部のほんの僅かだけですが。昔の首都高速道路経由に一度は乗ってみたかったなあ…。尤も今のままでも充分便利で、目黒駅周辺がああいう一方通行だからよかったのかも知れませんね。渋谷駅が目黒駅のような感じだったら東82も残っていたのかも知れないですね。(ロケバスドライバーさん)
★東急バスとの相互乗り入れ路線として現存する姿はいつ見ても圧巻。首都高速道路経由の復活を強く希望。(かすみさん)
★ビジネス街・東京タワー・住宅街と進んでいく路線で、何回乗っても景色が飽きない。(特に東京駅丸の内南口〜目黒駅)(けいようさん)
★目黒区を走る唯一の路線にして23区内の最長距離路線。
相棒の東急車にとっては官庁街、お堀端、東京駅と都心へ乗り入れる唯一の路線。もし東急バスの人気投票なら1位に推します。(さくにゃんさん)
★ずうっと大通りだけど、景色・客の雰囲気の移り変わりが好き。でも、なんといってもお得感に1票。 (こうとうくみんさん)
★やはりココは外せません。時は変わってもいつまでも走り続けてほしい。(azukiさん)


(東京タワー、撮影:北天幻龍)

(都立大学駅北口)

 前回3位だった[東98]は変わらずその強さを見せつけ、今回も2位に入りました。[都01]と同点ではありますが、[東98]のほうが1位に入れた人が多くなっています。それだけそれぞれの思い入れが強い系統なのかもしれません。かつては数ある郊外直通系統のうちの1つでしたが、今や唯一の生き残りとして代えがたい存在になりました。官庁街・東京タワー・白金台を抜けて目黒駅を抜けると東急バスのエリアに入り、非常に多くの本数が運行される東急バスにまじって等々力まで達する都営バスの姿は貴重の一言に尽きます。地下鉄と並行していないことや、目黒駅での入れ替わりが少ないことが今まで生き残った要因だったのでしょう。ここ10年ほどは減便されずにいますが、これ以上減らずにいてほしいものです。


(東京駅南口 撮影:北天幻龍)

(等々力操車所 撮影:タクゾー)

1位 都02 錦糸町駅〜大塚駅(大塚)……138点 前回(→)1位

◆1位…8票 2位…6票 3位…12票 4位…5票 5位…6票 総計…37票

★都電代替として走り出した当時と変わることなく、長距離を走り続ける希有な路線ではないでしょうか。都市新バスとなってからもずいぶんたちましたが、大江戸線と共存しながらもあれだけの本数が朝から晩まで走り続けているのが魅力ですね。(Trumpeter-Aさん)
★前回のチャンピオン、今の職場のの最寄系統。待たずに乗れて大変便利、計算できるつかえる奴です。(customcabさん)
★やはり、相変わらずの盛況ぶりで本数も多い。山の手から下町までいろいろな景色が楽しめるから。(ねこさん)
★以前ほどの活力はないけれど、がんばってほしい路線。東西を横断する長距離路線としてきわめて貴重な存在。(すぎまるさん)
★都市新バス最長路線であり、全線通しで乗車するとそれなりの満足感が得られます。山の手から下町まで移ろいゆく景色も楽しめますし、活気ある車内ということでは都01に劣りません。(青春の1ページさん)
★僕にとっては一番世話になってる路線です。何回か全区間制覇したことがあります。(フカヒレ王子さん)
★なんといっても便利さに1票。坂が多い地形もあってか、バス需要の減る気配が全く見えない、というのが素晴らしい…。(こうとうくみんさん)
★山手線をバイパスできるので、総武・成田方面との行き来に立たずに済む(笑)。欲を言えば、一部で良いから上60の経路で池袋まで来てくれれば…。(よこりんさん)
★前回投票時と比べると、都市新バス車がなくなって少々寂しいのですが、それでも都バスとしては思い入れがあります(通勤でも使いました)。御徒町の東と西で高低差があり、これ1本で二度おいしいような沿線風景が好きです。(矢次さん)
★本数も多く、色々なときに利用できて便利だから。(ファイバーさん)
★大江戸線の全線開業で分断が心配されたが、減便にとどまり、現在でもラッシュ時には立ち客が出るほどで都市新バスの名に恥じない活躍をしっかりとしているから。終バスも遅くまであり利用しやすいです。(こうちゃんさん)
★長距離路線だし大江戸線と重複するのにまだまだ活気があり、エールを送りたい。(江東太郎さん)
★初めて見て、乗ったとき「これ以上はない」と変な敗北感を味わった小学生だった自分・・・(操車所育ちさん)
★こちらは、昔通学に使っていた路線なので。
区間便も含め何台も固まって走っていた頃がなつかしい。(ぽんさん)
★景色の変化がとてもスキですね。下町の風景から後楽園周辺の再開発の新しい町並みなどあきさせません。(ひすいさん)
★やっぱり、一番使うし愛着もありますから。特にAT車がたまりません。(本所一丁目さん)
★橋幸夫&吉永小百合の若い東京の屋根の下の山の手も下町も走る唯一の系統といえばこれしかない(せきおさむさん)
★両終点のギャップが良い。(VVVFさん)
★小さい頃、まだ塚20時代に太平三丁目〜石原一丁目までよく利用しました。昭和45年製のW代や、46年製のX代が頻繁に走っていたのがとても懐かしい。(クロップさん)
★何だかよく使うから。(旧葛西橋さん)
★これは完全に思い出で(笑) 小さい頃からバスが好きだったボクは、ライナーができたころ、身内によく乗りに連れて行ってもらっていました。ボロライナーが来ると乗らずに都市新バス仕様車が来るのを待って乗っていたのを今でも鮮明に思い出します。あの頃とほぼ同じ仕様のバス(C170〜C172)が未だに走っているというのもポイントでしょうか…「その時」はそろそろかもしれませんが・・・(Yoshitakaさん)
★「次ぎ止まります〜」の放送が他の営業所とは違っていて好きです。(礒江 厚綺さん)
★King of 都営バス、とでもいってよいような路線。(東京特許許可局さん)
★幼い頃から見て乗ってる生活路線でとても親しみ深い系統です。隅田川花火大会時のみに運行される石原3丁目行は最寄停留所なので毎年楽しみにしています。この季節湯島3丁目停留所の分離帯に大きい桜が咲き誇りバスに彩りを添えてくれます!一見の価値有りです。(業10 東武鉄道本社前さん)


(大塚駅)

(大塚駅 撮影:はたぼう)

(厩橋 撮影:P-X683)

 前回のチャンピオンは、今回もチャンピオンでした。しかも前回よりもぶっちぎりの得票で。
 筆者も、まさか二冠達成とは思いませんでしたが、より強固に点を得たことになります。
 [都01]と比べれば幾分か通好みではありますが、絶対的な乗車人員の多さ、走る地域のバラエティに富んだ変化、そして途中の大部分を地下鉄に並行していながらも利便性を損なわない本数を維持している点が大きな要因と言えるでしょう。都市新バス車として大量に在籍したいすゞキュービックの都市新バス仕様も今や僅かに残るのみとなり、そろそろ過去の存在になりつつありますが、今なお総合的に見て都市新バスらしさを多分に残していると言えます。


(御徒町駅)

(春日駅)

(新大塚、撮影:P-X683)

総評

 さて、8回にわたり発表した人気投票でしたが、いかがでしたでしょうか。上位は前回と変わらない顔ぶれもありましたが、大きく順位が変動した系統もあり、なかなか面白いものになったと思います。トップ3は不動の存在でしたが、[S-1][錦22][波01]のように、初登場でいきなり上位に入った系統もありました。前回から5年のブランクがありましたが、得票を集めた系統は、近年何かの積極策を打った系統はそれぞれの心に残りやすいのか、票を集めやすい傾向にありました。特に[池86][錦22]などが該当しますが、[池86]の躍進は驚きと言えます。
 都営バスにはさまざまな魅力のある系統があると思いますが、まだ乗ったことのない系統もそれぞれあるかと思います。コメントにもこれごれの系統の魅力が書かれていますが、さらなる魅力を再発見していただければ幸いです。