都営バス系統別人気投票 第2回/結果発表・その6(10位〜4位)

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車庫 19位〜11位 10位〜1位

 お待たせしました、ついにトップ10です!

10位 王78 王子駅〜新宿駅西口(杉並)……73点 前回(↑)28位

◆1位…5票 2位…3票 3位…3票 4位…5票 5位…4票 総計…20票

★これほどの長大かつ渋滞路線が現存するのはやはり貴重。(かすみさん)
★外せません(MP LOVEさん)
★これは車両の面から。F代、HUノンステップが走っていますが、あのATが一番うまく機能するのがこの路線なような気がします。バスのATはまだ開発途上な感じが否めない中、(運転手さんの技量もあるかとは思いますが)乗っててすごく心地いい瞬間がある路線です。この路線+F代HUノンステップが4位という感じでしょうか。(Yoshitakaさん)
★長距離路線の王78。王子から環七を経由して青梅街道を経て新宿へ向かう遠回り路線。平均所要時間は1時間以上は当たり前だが、都営バスファンからすると乗る価値の高い路線だと思います。ただ環七は渋滞すると大幅に遅れが生じる場合があるので時間に余裕がある際に乗車すると良いでしょう(目撃者さん)
★学生時代に住んでいた「東山町」から現在住んでいる「東高円寺」までなぜかこのバスには因縁さえ感じる。本数もずいぶん減ってしまったけど、なくならないでほしい。(すぎまるさん)
★王子から新宿まで環七回りで行くことに驚きを隠せませんでした。初めて新宿から王子まで乗車したときの驚きはいまでも忘れません。次は王子から新宿まで乗車してみたいです。個人的には北営業所にも参入してほしいです。(宮城交通フォレストさん)
★環七のロングランが好きです。(東急バス大好きさん)
★23区内において、『長距離でがんばってます』的な路線。個人的に応援したいです。(舞浜ベイスターズさん)
★高円寺のほうを回り、新宿から王子へとその距離は運転手さんはしんどいはずです。系統とよりも王78を運転している運転手さんに1票。(Tatsさん)
★渋滞していなければ、ホント快足そのもので、とても気持ちの良い路線です。陸橋を何度も越えるために景色もよかったりします。(3京新聞さん)
★主要停留所の区間利用が多そうなこの路線ですが、私は好き好んでほぼ全線(鍋屋横丁〜王子駅でよく乗ります)乗ります。今後も是非走っていて欲しい路線です。都バス通の方 体調のいいときに全線走破してみてください。(メトロホームウェイさん)
★環七区間は信号待ちも少なく、道が空いていると、すごく快適です。ただ、十数年前の暮れ、大渋滞で王子〜中野坂上間が、2時間半近くかかり、座れたもののすごく退屈だった記憶があります。(MRHSさん)


(王子四丁目)

(杉並車庫)

 10位は前回から大きく順位を上げた[王78]。23区の中でも1・2を争う長距離路線であることが評価されたようです。長距離ではありながら、思ったよりは平均速度も速く、平日昼で70分、休日で60分が全線の所要時間となっています。もっとも、大渋滞にハマってしまうと2時間も珍しいことではなく、tobus.jpの所要時間案内でも99分でカンストしてしまうときもありますが……
 ここ10年で見ると、少し減便されているものの、1時間に2〜3本を確保しています。昭和40年代に環七の開通とともに新たな可能性を探る路線として開通したものが、今なお短縮されずに残っているのは珍しいと言えるでしょう。収支は良いとはいえない中で、途中で切れるようなところもなかったからかもしれませんが、走り続けてほしいものです。


(王子駅 撮影:北天幻龍)

9位 業10 業平橋駅〜新橋(深川)……74点 前回(↑)12位

◆1位…3票 2位…5票 3位…5票 4位…5票 5位…3票 総計…21票

★何といっても勝どきの夜景や春海橋などからの夜景が素晴らしい。特に江東区の2つの顔が良く出ている路線(特急あらかわさん)
★下町観光路線としてはS-1がありますが、この系統は従来からある路線で、本数もそれなりにあり、銀座の繁華街や再開発が著しい豊洲、下町情緒が溢れる月島や三ツ目通りの区間など、観光路線的価値があると思い入れました。(旅人Shuさん)
★銀座、勝鬨橋等、夜の車窓が好きです(MRHSさん)
★今だに「駅」を付けず「新橋」という停留所名に拘っているところがこの系統の魅力。(かすみさん)
★下町から大都会へ抜ける車窓の変化が最高です。(プー太郎さん)
★乗っていて風景の変遷が面白い。自分の住んでいる環境と全くかけ離れていてもたまに乗ってみたくなる路線。(すぎまるさん)
★下町から1本で銀座・新橋へ行けるので便利(ファイバーさん)
★通勤に業平橋駅まで利用していますが東京スカイツリーの工事が日々着々と進んで行くのを見るのが楽しみです!また最近投入されたS代BRCハイブリット車にも注目しています!(業10 東武鉄道本社前さん)
★距離が長い上に、下町からウォーターフロントへと移り変わる車窓が面白いので一票。(R111さん)
★今や貴重になった銀座を走り抜ける一般路線。「銀座・新橋」の方向幕は物心ついた時から存在していたように思います。(ばるーんさん)
★本所、木場、豊洲、銀座と全く色の違った地域を走っており、いつ乗っても車窓の変化に驚かされます。昔に比べて、本数が減っていますが、東京スカイツリーなどの完成の暁にはどのように変わっていくのか楽しみな路線です。(東京特許許可局さん)
★かなり長い路線だが、分断されずに頑張ってほしい。(天下一品さん)


(銀座四丁目 撮影:五井)
 9位は前回から少し順位を上げた[業10]。やはり長距離路線で、かつ車窓が移り変わっていく路線としては支持が強いのでしょう。銀座の繁華街から近年の開発が著しい勝どき・晴海を抜けると、十数年前とは見違えるほどに進化した豊洲に至ります。まだまだそこでは終わらず、江東区の昔ながらの埋立地を抜け、住宅と商業地が交じる下町の風景を走り抜けると、浅草近くの業平橋が終点といった調子で、飽きさせません。途中で東京都現代美術館を通るのもポイントです。
 また、コメントにもいくつかあった通り、終点の業平橋駅は新東京タワーこと東京スカイツリーのすぐそばにあり、開通のあかつきには、かつての東京タワーのように終点が付け替えられる可能性もありえます。分断されないことがこの路線の魅力と使い勝手にもつながっていると言えるでしょう。
 あとは、昔の名残を伝える幕車の「銀座・新橋」はLEDには継がれなかったのが少し残念です。

(勝どき橋北詰 撮影:北天幻龍)

(業平橋駅)

8位 虹01 浜松町駅〜東京ビッグサイトほか(港南)……83点 前回(↓)4位

◆1位…4票 2位…5票 3位…6票 4位…4票 5位…4票 総計…23票

★お台場へ行くのに安くて使い勝手が良い路線なので、もっと交通局としてアピールしてもよいのではないかと思います。(R111さん)
★レインボーブリッジからの景色は格別です!(日野ブルーリボンさん)
★景色の優れた路線が基本的に好きですね(笑)。ビッグサイト方面に向かってループを登っていくところでは、いつ乗ってもちょっとしたトリップ感が味わえます。そして、夜のレインボーブリッジから見えるお台場の夜景は雄大な印象を受けます。(青春の1ページさん)
★ゆりかもめより安い!(MM723線さん)
★レインボーブリッジの一言に尽きます。坂を上がりこれからレインボーブリッジという時のワクワク感がたまりません。(常盤の若大将さん)
★レインボーブリッジを渡り、お台場を循環する路線だからです。夜間に乗車すれば、ゆりかもめとはまた違った車窓が味わえます。(鳴尾の民さん)
★やっぱりレインボーブリッジを渡る系統は好きですね。ダイヤ的にはカッツカツの波01出入のほうが飛ばすから好きですけど・・・(港南支所さん)
★やっぱりレインボーブリッジ。用がなくてもぶらりと乗りたくなる路線です。(320さん)
★途中のレインボーブリッジを走り、ウォーターフロントを一望できるという、一般路線にしては少し贅沢な感じが好きだから。あと、浜松町バスターミナルから高速バスに混じり発車する点も好きです。(悲しみの青さん)
★本数も乗客も減ってしまって、自分としては寂しいです。ゆりかもめと、ほぼ平行の路線なので、廃止されずこれからも頑張って欲しい!(品川駅東口さん)
★都バスと言えばやっぱりこの路線でしょう。レインボーブリッジを渡るときは何度となく乗った今でも十分楽しむことができます。減回続きで今後が心配ですが・・・。(みんくるさん)
★都バスでレインボーブリッジを渡るのが好き。(かつきちさん)
★あまりに無難ですが、やはり乗っていてたのしい路線なので(笑。海01が東京港トンネルを通っていたときなら、海01だったかもしれません。(ぽんさん)
★週末の気分転換でお台場やパレットタウンに行く時、以前は快速バスをよく使っていましたが、廃止されてしまった後はこの路線がメインの交通手段となっています。
浜松町の暗いバスターミナルで乗車し、発車後に日の光を浴びるも束の間、時折水景を覗かせながらも、高速道路とビルと倉庫でやや薄暗く無機質な湾岸を進み、そしてレインボーブリッジ前に到達するや、一気に頭上が明るくなる。クライマックスの大回り。遠景にはアクアシティお台場等のスポットが見え、週末の非日常をこれ以上無く盛り上げてくれるのです。
そして……1日過ごした後の帰路の大回り。お台場の夜景が遠ざかり、やがて高速道路と倉庫に隠れていく。満足感とも、名残惜しさとも、虚無感とも言えなくも無い気持ちで暗い道路を抜け、やがて浜松町駅前に到着。他の乗客はほとんどここで降りるが、自分はそのままターミナルまで乗り続け、到着したターミナルの「明るさ」に、ほっと一息するのです。
そんな週末の気分転換が好きで、何度もこの路線に乗っているのです。(ai2さん)


(浜松町駅前)

(東京ビッグサイト)
 毎年少しずつ減便が続いているのが残念な[虹01]。しかし支持は厚く、前回に続きトップ10入りを果たしました。片方向輸送、かつ長距離乗り通しということもあって、収支という面で見れば決していいとは言えません。昨年から港南に委託されたのもその一環でしょう。それでも、10年前に鳴り物いりで開通した当時の思いを忘れないでいて欲しいです。儲からない・乗らない→減便ループの縮小均衡にばかり持っていくのではなく、一般客も使う気になってもらうダイヤ、というのは最低限維持して欲しいと思っています。
 さて、本題に戻ると、コメントは見事に「レインボーブリッジ」の文字ばかり並びました。この系統の魅力を「レインボーブリッジ」なしであらわすことは困難と言ってもいいでしょう。都営バスに初めて乗るという方には、定番だけれども絶対に外せないところです。

7位 王40 池袋駅東口〜西新井駅(北)……84点 前回(→)7位

◆1位…7票 2位…3票 3位…2票 4位…5票 5位…4票 総計…21票

★池袋駅東口から西新井駅前へ向かう都営バス界のエースです! CNG車の活躍が日々見れる事が嬉しいですただ日暮里舎人ライナーと王55池袋延伸に伴い減便されながらも頑張り続けながらも今後の活躍に期待したい。(目撃者さん)
★最近は疎遠になりましたが、我が都バスとの縁となったホームグラウンド的路線なので外せません。(ぽんぽこさん)
★今も昔も都営バスのドル箱路線。相変わらず混んでます!! 交通局にはもう少し西新井口を厚遇してもらいたいと思っているのですが・・(ばるーんさん)
★都バスを代表するドル箱路線ということでやはり一票。(中63の思い出さん)
★恐るべき運行頻度!恐るべき乗車率の高さ!(steveさん)
★夕方以降の西新井行きに、座って乗ろうものなら、一便やり過ごしは必至の多客系統。全区間乗り通し需要の多さ。そして、「家路を急ぐ」雰囲気がぴったりの車内。(ヨッピイ号さん)
★迷子・喧嘩などなど子供時代の思い出にははずせない路線、「あのバスをたどれば家に帰れる」そう思って歩いて帰ったものでした。それだけ子供時代から刷り込まれた路線。ある意味、今生きているのも王40のおかげなのかもしれない(操車所育ちさん)
★都市新バス並に本数が多い路線。土休日もツーステップバスがよく運用されているのが嬉しいです。(Ad-Greenさん)
★狭い道をあれだけのバスが擦れ違うのは迫力満点です。(矢次さん)
★大阪市バス34系統と同じように、ターミナル駅から住宅地を通り、郊外の街を結びます。本数もさることながら、始発の駅でも座れないことが多いですね。当然乗客も多いです。こちらも共通してますね。(もんつきさん)
★どのバスも乗客満載で、何台も並んでくるバスに圧倒されます。(6030系さん)
★相も変わらず、たくさんの利用者を乗せて、江北付近のあの細い道を大型車が頻繁に行き交う光景は圧巻ですねぇ。日暮里舎人ライナーが開通して人の流れが変わるかなと思いきや、あんまり変わった感じはしていないのですが、どんなものなのでしょうか。(Trumpeter-Aさん)
★狭い道路を多数の乗客を乗せているとこがいい。(はにゅうさん)
★よく乗っていた路線なので。池袋で並べば満員列車にもまれる事無く東武線に乗り換えられたので、金曜夜などこれでのんびり帰宅したものです。路面電車と並走したり、狭い道を抜けたりとで乗っていて飽きません。(常盤の若大将さん)


(豊島橋)

(荒川土手操車所 撮影:北天幻龍)
 前回に引き続き7位をキープしたのは[王40]。さすが王者の貫禄というところです。城北のドンとして、都バスの活気を体験するならばこの系統は外せないでしょう。いつ乗っても混んでいて、各停留所で多くの乗り降りがある。ついでに王子駅から西新井大師は昔ながらの狭い道路が続き、特に荒川土手〜西新井大師が数分間隔で乗客を満載しながらすれ違うのは圧巻と言えます。
 ちなみにドル箱、という表現に関して。実は、昔収支の具合を系統別に公開していた頃は、お隣の[王57](赤羽駅東口〜豊島五丁目団地)のほうが収支係数はずっと上でした。ただし、乗車人員は[王40]のほうがずっと多いです。王子駅〜五丁目団地の短距離を乗り、収益性が良い[王57]と、長い距離を乗り通す人も多く収益性は少し黒字という程度だが、収入の絶対額はとても多い[王40]は対照的とも言えるでしょう。

(王子駅)

6位 波01 東京テレポート駅〜中央防波堤(品川/深川)……88点 初登場

◆1位…4票 2位…7票 3位…6票 4位…2票 5位…3票 総計…22票

★なんといっても僻地に行くところがたまりません(笑) 中央防波堤へ行ける唯一の公共交通です。(E231-500さん)
★第二航路トンネルを爆走する姿は素晴らしい。中防の非日常な風景も素敵ですね。(礒江 厚綺さん)
★本線も一味変わった路線ですが、やはり出入のレインボーブリッジ。特に品川から台場方向へはまずレインボーブリッジを下から眺め、その後ループから眺めるお台場地区の街並みは最高に美しい。上下線で経路が違ったり、右へ左へクネクネと走るのはマニア的に興味深い。出入でなく本数がもう少しあれば良いのですが・・・(五井勝雪さん)
★何も無さが凄い。(旧葛西橋さん)
★海底トンネルを通るのがお気に入り。(京浜特快さん)
★都バスマニアだったら一度は乗るべし!(たけるさん)
★海底トンネルを潜り抜ける唯一の路線だから。案外、運転士さんの癖が海底トンネル走行にも関わってくる所も好きです。(悲しみの青さん)
★眠くならない短さ、着いた時の「ここどこ?」な感じ、歩いては帰れないという恐怖感。いろいろな楽しみ方があって良いです。(ywmmr869さん)
★他の路線に付きものの、渋滞、違法駐車に喘ぐことなく快走する開放感が魅力的です。また、中央防波堤の風力発電風車の光景がたまりません。(P-X683さん)
★中央防波堤という発展途上国のようなところに行くという楽しみがこの路線にあるから。また、ここに行く方法が波01しか無いから。(くそんじゅさん)
★東京港の路線は全般的に好きなのですが、海底トンネルや中防の非日常感が魅力的です。(とつさん)
★終点が防波堤って…オイ!という感じが好きです。また、出入も結構便利ですよね。(国展08さん)
★中央防波堤、いいところですね。都営バスの幅広さを感じます。(月光さん)
★非日常が味わえる系統。とにかくおすすめ!(マニアックスさん)
★本当は投票したかったのは波01出入です(笑)倉庫街をウネウネ走るあたりがたまりません。(mckenさん)


(中央防波堤 撮影:北天幻龍)

 鉄板の系統にまじって、何と[波01]が6位にランクインしました。これは管理人も驚きです。コメントには海底トンネルと中央防波堤の文字が並び、走っている場所そのものの魅力という一点豪華主義でここまで順位を上げたのはお見事です。お台場のさらに果て、海底トンネルを渡った先が終点、そして行き先が「中央防波堤」。都心のノロノロ運転から解放されたように、どの車も思いっきり走るのも特徴です。都営バスの系統中で、表定速度は最速の部類に入ります。
 かつての[海03]が一旦廃止されて貸切専門系統になり、ふたたび一般系統として復活し[波01]になりました。波は「中央防波堤」から取ったということです。
 その終点の中央防波堤は埋め立てが進むゴミの最終処分場であり、とにかく殺風景という言葉が似合いますが、下の写真にもある通り、至近距離で羽田に発着する飛行機の姿を見ることもできます。将来は、埋立地に化粧を施して、巨大な運動公園にすることになっており、その際はこの系統も大きな役割を負うのでしょう。いまの[木11]のように……。

(中央防波堤 撮影:北天幻龍)

5位 S-1 東京駅北口〜都営両国駅(南千住)……96点 初登場

◆1位…6票 2位…3票 3位…6票 4位…7票 5位…7票 総計…29票

★初めてこのバスを見た時に思わずTDL関連のバスかと思いました。日野HRの改造でここまで斬新なデザインが出来るとはビックリです!路線も両国下町から東京丸の内まで走りさながらはとバス観光している気分を味わえます。都バスで唯一秋葉原のメインストリートを走り抜ける所も魅力的です!(業10 東武鉄道本社前さん)
★200円で東京観光が出来るのは得!(日野ブルーリボンさん)
★他の系統とは違った車両で走り、さらにその車両がかっこよく魅力を感じたからです。(FUJIさん)
★やはりこの路線をあげないわけには行かないと思います。東京駅発は都営両国駅が終点ですが、始発はJRの両国駅前なので注意が必要です。交通局が鳴り物入りでL代車を改造して投入したのはいいのですが、観光路線の悲しさか、平日は空気輸送です。休日も立ち客を見る事はあまりありません。浅草から東京駅へ行くのには便利なので、テコ入れしてがんばってもらいたいです。(三ノ輪車庫さん)
★観光路線だけあって下町の長閑な雰囲気を楽しめる路線。秋葉原中央通りを走るのも高ポイント。さらに空いてるのも○(笑)(azukiさん)
★一度は乗ってみたいバスではないでしょうか。本数がイマイチではあるものの、話題性は十分にあると思います。(愛国民さん)
★下町観光には便利だと思います。開設して1年位たちますがこれからも頑張ってほしいです。(あおけんさん)
★観光目的よりも、純粋に移動に使ってます。都営フリーを持ってるのに、JRなんて使えるか!!な時の東京〜上野の移動に使ってます。(320さん)
★ユニーク路線を「生むのは上手いが育てるのは下手」な都交通局。
果たして、この路線を長寿路線に育てて、更に第二弾の「山の手ルート?」の開設まで持ち込めることが出来るか?注目度「大」(ぽんぽこさん)
★初日に乗りました。地味に通勤にも使えたりしています。(本所一丁目さん)
★絶えて久しかった秋葉原の中央通りを走ってくれるありそうでなかった路線。特徴的な専用車両の前面がこの系統のシンボルでしょう。でも観光系統かぶれをするよりは、停留所を増やして、両28あたりと統合した方が利用者の立場としてはありがたいかも。(さくにゃんさん)
★もっと頑張ってもらいたいという気持ちを込めて。(ywmmr869さん)
★秋葉原電気街を駆け抜ける(休日以外)のが好きです。たまに一般車が来ると、「夢の」というワードに「?」と思ってしまったり…。(国展08さん)
★まさかの東京駅発着の路線でびっくりしました。この路線の開通で乗りまわしにはずいぶん便利になったと思います。今後、S−2ができるのかどうかが楽しみです。(青戸車庫さん)
★思いきった急行運転に好感。観光系統ということを考えると、八重洲口に回して銀座まで延長するとよいかも?(よこりんさん)


(日本橋三越)

(浅草雷門 撮影:五井)
 やはり、この系統は外せないということか、[S-1]は5位に入りました。6位に8点差をつけています。上位にさらに4つもいるか、いやそれともこの順位で十分立派なのかは人それぞれでしょうが、近年まれに見る大プッシュかつ鳴り物入りで登場した都営バスの系統としては、なかなかのものと言えます。久しく都営バスが絶えてなかった区間にも路線が復活したのもポイントでしょう。過去の銀ブラバスのように、特殊車両まで入れたものの、そのまま老朽化とともに赤字もかさんで撤退、とならないように祈っています。
 総得票数はまわりの順位の系統よりも1段多い29票で、特に4・5位での得票も多くなっており、困ったときのあと1票、という役目も果たしたものと思われます。
 改善点を上げるとすれば、
・30分間隔でなく、せめて土休日はもう一声で20分間隔にしないとリピートされづらいのでは
・それぞれの街に1箇所しか停留所がなく、回遊性がない。神田駅・末広町(秋葉原)・上野広小路には停めてもいいのでは
・車内の液晶が今一つ観光としてあっさりしすぎ。スポンサーを色々とつけて紹介したほうがまだいいのでは
・両国は相撲シーズンくらいにして、銀座/汐留〜東京〜浅草のほうが良かったのでは
実現可能性はともかくとして、こんなことを思っています。
 今後の計画では、第二段も山の手方面に用意されているとのことですが、そちらも楽しみです。

(日本銀行(迂回中) 撮影:五井)

4位 梅70 青梅車庫〜柳沢駅(青梅)……98点 前回(↑)10位

◆1位…7票 2位…5票 3位…5票 4位…3票 5位…3票 総計…23票

★都内での最長路線だからです。(FUJIさん)
★最長路線であること。(狛江市役所前さん)
★都営バス一長い路線で本数もありませんが、二時間近くという旅好きには欠かせません。(早77系統さん)
★東京都内最長路線。全線乗り通すと約2時間と長丁場だが、車窓はバリエーション豊富で飽きないのが良い。(北天幻龍さん)
★都営バスといったらコレでしょう。いくつもの枝番を持っているのも青梅らしいかなと…。(5860さん)
★とにかく飽きない路線。バスにずっと乗っていたい欲が満たされる距離。(ボヘミアンさん)
★毎日ではないがよく利用しているので投票しました。(P538さん)
★やはり乗り応え、一度乗るとお腹いっぱいになる感じ(ヒロさん)
★武蔵村山市あたりののんびりした風景は、都バスとは思えません。(mckenさん)
★都内最長路線であることが理由のひとつ。もう一つの理由が……。 一度,柳沢駅から青梅車庫まで3時間近くかかったことがありました。大和操車所での運転士交代時に,柳沢駅からの乗務員さんが「まったくいやんなっちゃうよ」と嘆いていたのが記憶に残っています。柳沢を昼の便で発ち,青梅車庫到着時には空が闇の中へ沈みかけていました。
 それからも何度か乗っていますがこれほど時間がかかったことはありません。ある意味貴重な体験でした。(紅さん)
★長距離路線なので旅情満点! 過去に2回乗りましたが、1時間30分くらいかかりました^^;(みーたさん)
★都営バス、いやバス好きなら一度は乗り通すべき路線です。(R111さん)
★都バスのようで都バスでないような・・・。都バス一の長距離&ローカル路線。一時は毎日のように見かけてはいたが、実は未だに乗る機会なし。今年こそ・・・。(ぽんぽこさん)
★阿佐ヶ谷から全線制覇したのが懐かしいです。最長距離に敬意を表して。(ミステリアスさん)
★やっぱり長い路線だから全部乗ることに意義がある。(エコツムリさん)


(柳沢駅 撮影:北天幻龍)

(小平駅)
 [S-1]と接戦だった4位は[梅70]。前回の10位からはかなり順位を上げました。この系統の魅力も最早説明不要でしょう。30km程度の路線であれば、地方にもいっぱいありますが、東京都内でこれだけの路線を成立し得ているというのが凄いところです。もちろん、沿線の自治体の補助金拠出という上に成り立っているわけではありますが、それでも阿佐ヶ谷からの短縮以外はそのまま残っているのは貴重であると言えるでしょう。青梅〜東大和市までは30分間隔を維持し、普通に使える系統になっています。武蔵村山市あたりでは東西に横切る基幹路線になっているとも言えるでしょう。
 あとは、旧街道筋路線の宿命として渋滞ハマりがありますが、この系統にもいつかバスロケが入ってくれることを祈るのみです。
 車窓の面白さという面で言えば、[梅76]あたりのほうが軍配が上がるとは思いますが、やはりコメントにもある通り「最長」というキーワードは惹きつける何かがあります。青梅乗りつぶしの帰り、都心に戻るときHRが来たときは、最後部にもたれてそのまま寝るのがオススメ。あとは柳沢からもう一息、西武バスに乗るもよし、関東バスに乗るもよし。

(箱根ヶ崎駅 撮影:北天幻龍)