「めぐりん」乗車記はラストになります。「北めぐりん(浅草ルート)」で、台東病院に戻った私は、ラストの「南めぐりん」に乗車しました。実は、台東病院の構内は広く、停留所をずらせば日立自動車の「めぐりん」に使われるポンチョ(ロング)くらいならば2台は同時に停まれるくらいのスペースはあるのですが、実証実験という事で位置を変えていないため、1台しか停まる事が出来ず、「北めぐりん(浅草ルート)」が乗降扱いをしている間、後続の「南めぐりん」は道路で待機していました。
そして、「北めぐりん(浅草ルート)」が出た直後の「南めぐりん」に乗車しました。
南めぐりんは来た道を戻る様に進み、入谷駅近くまで金美館通りを直進し、駅のそばで左折し、従来ルートに戻って行きました。特に混雑区間はありませんでした。途中、永寿総合病院バス停で降りて御徒町駅近くまで歩いて昼食を取り、再び永寿総合病院に戻ってから乗車しました。
乗務員交代は「北めぐりん(根岸ルート)」同様生涯学習センター北バス停で行われました。
その後は、北めぐりん(根岸ルート)と同様のルートで台東病院に向かったのですが、
「北めぐりん(根岸ルート)」が停車する千束二丁目と千束三丁目には停車しません。
総 括
この「南めぐりん」の台東病院延長も実証実験の一環だそうです(前述していたらすみません)その中で、今回乗車して思った事は、根岸ルートの吉原大門停留所の増設。
南めぐりんの千束二丁目・千束三丁目の停車。が必要だと思いました。
東西めぐりんの「浅草松屋西」停車がかなわないのは、その先で右折する必要があるため、車線変更のリスクを避けるためなのですが、こちらの吉原大門・千束二丁目・千束三丁目にはそのようなリスクはありません。なので、停車と設置は必須と思われます。
乗り継ぎに関しても、日立自動車の4系統(北めぐりん浅草・北めぐりん根岸・南めぐりん・東西めぐりん)と京成バスの1系統(ぐるーりめぐりん)は切り離して考えている節があり、この2つのグループ間では乗り継ぎの対象外としている停留所があまりにも多いです。ならば大型バスも所有している日立自動車に委託先を1本化するのも一案かと思いました。
今回台東病院にこれだけの系統を集めたのは区立病院への患者集客と言う狙いもあるのかもしれませんし、構内停留所を持つ数少ない場所で、乗り継ぎ拠点に育てようという意図が透けて見えます。
この半年間で問題点を洗い出したうえで、4月からの正式運行を目指してほしいと感じました。以上、3回に分けた乗車記を終わります。
長文大変失礼致しました。