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▼ときおさん:
ときおさんの意見に同感です。
ときおさんが言うように、実際に事業者や従業員の立場を考えたとき、このままで良いのかな?と疑問を感じてしまいます。
仮に、私自身が会社を興そうと考えたとき、昨今のバス事業を取り巻く環境を考えるとバス会社は絶対にやりたくありません。
バス事業は1970年代をピークに乗客・乗車料収入ともに減少し続けていますし、ここ10年ほどの間、運賃値上げをしていません。
当初は事業者側の経営努力によって補っていましたが、最近は従業員の雇用形態を根本的に変え、契約社員や嘱託社員などの低賃金労働力によって維持されているのが現状です。この掲示板でも様々な意見・憶測の飛び交っている都営バスの管理委託もその一例です。
そして、低賃金でありながら正社員以上に労務管理の厳しい状況は、定着率の低下も招いています。実際、常に「契約社員・嘱託社員募集」の広告を出しているバス事業者もあります。
バス会社に限らず、現場の第一線でお客様にサービスを提供する立場の従業員にこそ、手厚い待遇が望まれるべきで、現在の国内のバス会社の現状はとてもそんな状況にはありません。
ここは都営バス掲示板なので、都営バスを例に挙げますが、よく都バスをはじめ「公営バス乗務員は賃金が高い!」という新聞記事などを目にしますが、安心して働ける労働環境を提供するという意味においては、常識的範囲での高賃金であることは必ずしも間違っていないのではないかと思います。
本当にバスが好きだ!というバスファンであれば、たまにはこういうことにも目を向けてバスへの趣味を深めてゆけたらいいのではないでしょうか。
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