|
こんにちは。
今回はちょっと趣向を変えて、記事紹介です。朝日新聞の土曜版「be」の
1月10日号掲載、タイトルは
●「不便」と嫌われ大都市でも利用者激減/巻き返しへバスは走る
です。webでも閲覧できまして、アドレスは
http://www.be.asahi.com/20040110/W13/0043.html
となっています。
バブル期は三大都市圏のバス輸送人員が下げ止まったものの、近年また輸送人員が
大きく減ってきていること、そしてそれに対して座して死を待つのではなく
積極策で対抗するということで、京王バスの終バス大幅繰り下げや、京急の
空港バスをはじめとした中距離バスの拡充、西鉄の高齢者パスや学生定期といった
策を取り上げています。
その記事の中で、都営についても最終段に都01がちらっとながら取り上げられて
いて、曰く地下鉄のない隙間をついて活躍する有数のドル箱路線とのこと。
しかし、そこで挙げられていた1日平均の乗降客数は13,000人でした。
平成3年度のピーク時が33,000人、溜池山王ショック以降の平成12年度でも
21,000人ですから、人員だけで見ると大きく落ち込んでいることが分かります
(都市新バス化前の昭和52年度の水準です)。
ただし、ドル箱ということから、今でも収支の水準は相当良いことが窺えます。
また、この値は平成14年度の数字であると考えられ、このときは
まだ六本木ヒルズ関連が開通していないため、この数字よりは客数が上向いて
いるはずです。
#都営でも、夜間帯の便の充実というのはもう少し考えてほしいです。
#もちろん、公営ということでの勤務や採算など難しい点は多々あるのでしょうが……
|
|