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鉄道とバスのダイヤの根本的な違いがあります。
鉄道の場合、乗務員は各駅の時刻を知らされていますから、
駅に到着するたびに「何分遅れている」と確認しながら走れます。
だから、車内放送でもその旨を放送できます。
バスの場合、始発から終点までの間の数箇所の時刻だけしか、
書かれていません。それ以外の大半の停留所では、
遅れているかどうかすら不明です。
また、そのダイヤ自体が、
「時刻表に書かれていた時間にバス停に行ったが既に通過していた」
という事態を回避するために、敢えて遅れぎみになるように
設定されていたりします。
次の停留所までの所要時間が0分なんていう場所もあるそうですから。
だから「予定時刻表」と「予定」に過ぎないことを明記されています。
特段の原因もなく、遅れる場合がほとんどなのです。
たとえば、バンビさんが秋26系統を運転していて、
秋葉原駅を所定の17:48に出発したとします。
次に時刻が書かれている浜町中の橋も所定の18:05に発車しました。
その後、特段に渋滞も何もなくスムーズに走ってきました。
次に時刻が書かれているのは旧葛西橋に18:32です。
このまま走行すれば、ちょうどダイヤ通りに走れそうです。
しかし、途中の白河二丁目に17:19に着いたら、
待っていた乗客は明らかに遅れているとイライラしているようです。
そのときにバンビさんなら何って放送しますか?
「お待たせしました」では不足なのですよね?
具体的な理由を何て放送しますか?
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