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▼ガタリさん:
>では。何故、「U」は、営業所(正確には支所)の記号には使われ、年代の記号には使われなかったのでしょうか?単に営業所の記号が足りなく、仕方なく「U」をつかったのでしょうか。皆様ご教示お願い致します。
http://pluto.xii.jp/c-board/c-board.cgi?cmd=ntr;tree=7187;id=
6年前も少しだけ話題になりましたが、
昭和43年9月の今井がオープンする直前当時、営業所記号は以下のものを使っていました。
A…品川/芝浦(分)
B…渋谷/青山(分)
C…新宿
D…杉並
E…小滝橋
F…練馬
G…大塚
H…千住
K…南千住
L…江東
M…目黒
N…滝野川
P…巣鴨(支)
R…江戸川
S…深川
T…戸山(支)
W…青梅(支)
X…八王子(支)
Y…志村
Z…青戸(支)
この時点で使っていなかったのは、IJOQUVの6つです(葛西のVが使われ始めるのは昭和47年のこと)。このうち、IJは数字の1やAとの発音の混同が、OQは数字の0との混同、さらにQは筆で書きづらいことから避けられたものと思いまして、最初から使う気がなかったようです。残るUVですが、この時点では車輌年度の記号はR代までしか使っていなかったため、この時点ではUを使ってもVを使っても、どちらでも良かったはずです。
それが、なぜか営業所記号としては次に「U」が使われ、年度記号としては、昭和44年度後月に入った車用に「V」が割り当てられました。食い違いが出てしまった理由は不明で、よく分かっていません。
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※個人的メモ
今井が開所した昭和43年9月ですが、資料上は同時に青山分車庫が支所に格上げされて(〜昭和44年3月まで。それ以降は渋谷に統合)います。支所だと営業所の記号が与えられますが、仮に青山に同時に「V」が割り当てられていたとすれば、「Uは当初から使わない予定だったが、営業所の数が足りないのでUを使った。年度記号は最初からTの次はVだった」ということで辻褄が合いますが、はてさて?
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