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私は公営バスにこだわりがあります。
札幌市営バスの廃止は本当に残念でなりません。
(今年3月に民営化完了・廃止)
最終便に乗るためにわざわざ帰省しました(笑)
さて、都営バスはここ数年新車を続々と入れています。
渋谷のグリーンシャトル(都01)用の古い車両ですが、
緑や黄土色の座席の珍しい車両がありますね。
デザインは暗いですが、とても座り心地がよくて好きです。
最近はメッキリ少なくなりました。
去年の初めあたりまでよく乗っていたのですが・・・。
と思いきや、数ヶ月後GWに札幌へ帰省したら、
都バスが札幌で走っていました。例の都01車両です。
見たことがあると思いきや乗ってみたらなんと元都営車でした。
ジェイアール北海道バス(JHB)琴似営業所で『第二の人生』を送っています。
琴似営業所は一連の民営化過程で
去年4月にJHBに引き継がれた札幌市営最大規模の営業所でした。
まさか、都営バスがこんなところにいるとは思いませんでした。
大半を占める元札幌市営車に混じって、
元都営車とJHB独自(新規購入)の車両などが活躍しています。
最近は都01用車ばかりではなく、
東京都のシンボルであるイチョウの葉がデザインされた座席のもあります。
でも、なんか違和感を感じます。
10年後には「みんくる」の座席が札幌に出現するのでしょうか?
元都営車ですが、方向幕はPanasonicのLEDに換装しています。
後幕は撤去され、横幕は車両後部に移動しています。
(都営の方向幕が会った場所だけ、窓がいびつな形です)
琴似営業所ではしばらく市営の料金表と料金箱をそのまま使っていました。
もちろん元都営車にも取り付けられていました。
今でも乗り継ぎ券発行機だけは市営バスの機械です。
ちなみに、JHBの前々身は国鉄バスです。
国鉄自動車部→JR北海道バス−(鉄道会社から分離独立)→JHB
という流れです。
*都営の雰囲気
*札幌市営の雰囲気
*国鉄の雰囲気
1つの車両で同時に3つが同時に味わえます。
全国的にも例がないのではないでしょうか?
公営ファンの私にとっては嬉しい限りです。
マニアックな話ですみません。
札幌に行く機会があったらぜひ乗ってみてください。
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