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こんにちは。
結局のところ、都03は晴海見本市会場の閉鎖によって命脈を絶たれてしまった
というのが大きいのでしょうね……。
乗降客数の変化は、こんな具合です。
(交通局報、運輸統計年報から抜粋)
年度 乗降人員 収支係数
昭和55 18562
昭和56 19138
昭和57 17159 92
昭和58 17014 99
昭和59 16800 100
昭和60 16058 99
昭和61 16265 100
昭和62 17946 94
昭和63 17013 96
平成01 16457 107
平成02 16534 113
平成03 18274 105
平成04 17283 101
平成05 18118 103
平成06 18031
平成07 16956
平成08 12782
平成09 12532
平成10 11683
(空欄は不明)
都市新バス化によって乗客数が盛り返し、その後バブル期の
乗客増で最高値をマークした後は下がり始め、晴海会場の閉鎖でおよそ1/4も
乗降客数が減った、ということが分かります。残念ながらこのときの収支係数は
分からないのですが、平成11年1月の減便ダイヤ改正などを差し引いたとしても
収支が悪化していたところに目をつけられてしまったのではと思われます。
ああ残念。
あの改編絡みで、一番批判が多かったのも「都03」ではないかと思います。
四谷一丁目だったか、晴海埠頭方面のポールに大きく「反対」などと
スプレーで落書きされていたのが目に焼きついています。
>マニアックな話ですが・・・、
>
>同時に都03は担当が杉並から深川に変わり、
>共管だった都05「東京駅南口−晴海埠頭」も深川の一括管理になりました。
さらにマニアックなネタですが、都05も深川と杉並では内容が違っていまして
側面の晴海埠頭−銀座(四)の間の途中経由地が、深川は「晴海会場」、
杉並は「築地」と分かれていました。営業所ごとに幕を作成しているため
どうするかは営業所ごとの裁量に任されていたためでしょう。
今は深川だけになって晴海会場も停留所名が変わりましたが、
「晴海会場」という幕は相変わらずです。
まあ、花火の特別会場のことだと思えばよいのかもしれません……。
今でも晴海の見本市会場でだいたいの人には通じますし。
>出入庫の宿91「新宿駅西口−杉並車庫」も運行も減りました。
>そういえば新宿駅西口の杉並車庫行きの停留所では、
>都03からの入庫だけ特に遅れると言うことで色分けされていましたね。
そういえば10年ほど前では、青梅街道上の[宿91]の新宿駅西口行きの時刻表は
[都03]の出庫と本線のが一緒くたに書かれており、6時代が書ききれないほどの
本数になっていた記憶があります。
>
>方向幕の部屋で見たのですが、
>深川の幕はH12.12.12に変わり、
>(略)
>となったことは気づいていませんでした。
もしかして間違って記述したか!? と思ってヒヤッとしましたが、現物を確認
したら正しい番号でして、確かに改編後で順番が入れ替わったことになります。
このへんは幕順作成者(主任の人など)の気分次第…かもしれません。
音声合成はさすがに分かりません。メモリーの内容は後に残らないですからね……。
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