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来年に開業予定の舎人ライナーですが、ほぼ完全並行となる[里48]をどうなるかという問題が控えています。
共産党は政党のカラー上、この問題に割と熱心なようで、いくつか相手から引き出した公式発言が見えてきています。
共産党 荒川区議団のサイト:
http://www.kirara21.net/~arajcp/gikai/gikai2007-1.html
2007年第2回 荒川区議会定例会
【都市整備部長答弁】
日暮里・舎人ライナーに並行して走るバス路線に関するご質問にお答えいたします。 区といたしましても並行して走る都バスは日暮里・舎人ライナーに比べ駅間隔が短く、高齢者や障がい者にとりましては利用しやすい乗り物であることから、これまでも東京都に対し存続を求めてきました。
東京都ではこうした要望を踏まえ、バス路線は廃止しないものの、並行するバス路線との採算上の共倒れを防ぐため、バスの運行本数を減らす方針と聞いているところです。
額賀区議 のサイト:
http://www.yuiyuidori.net/nukaga/html/menu3/2007/20070614200001.html
1月17日に、実は私たちは、日暮里・舎人ライナーの安全対策や運賃などの問題で東京都の交通局に行きまして、そのときに、この都バスの接続についてはぜひ積極的に接続整備をやっていきたいという回答でした。
ちなみに、里48号線の存続については、開業時当面は廃止しないけれども、様子を見て判断するということでしたし、シルバーパスについては、運賃の低廉化とともに、以前から私たち要望してきたんですけれども、来年3月運行適用分として予算計上をしているということでした。
また、平成19年の公営企業委第8回(H19.6.22)では、舎人ライナーの条例制定と都が自ら運営すること、また、里48・端44について、存続の方向で考えていること、ただしダイヤは見直すことが述べられています。
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ということで、とりあえずの存続はなされることが確定的ですが、どのように見直しをするか、また路線構成をどうするかといった点については不明点が多く、実際どうなるかは開業近くにならないと何とも言えないところです。
[門33]クラスに落とすのか、それとも1時間に1本というような形にするのか?
里48の存続については個人的には中立の立場ですが、真下を走るだけにはしないような路線変更を行うことで、バスはバスの集客を頑張ってほしいところと思います。
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[池86]のほうもちょっと気になりますね。
ここ10〜20年を見ても、高齢者比率の急激な上昇に伴って年齢構成比がどんどん変わっていっていることを思うと、結局現在においてはバスと地下鉄の果たす役割というのは別物になっていると思います。そういう意味では、前にも書いたかもしれませんが、大江戸線全通に伴う改編の半分以上は失敗であったと考えています。個人的な意見ではありますが。
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