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とうこうしゃさん 都03の現状から都バスの抱える問題点についての説明ありがとうございます。 昭和50年代の大規模な路線整理の時は、各道路に3〜6系統くらい重複していたので、大幅に整理してもバス道路の消滅は少なかったと思われます。整理された系統も空気輸送に近い系統がほとんどでした。当時は路線整理のみで事業規模をどんどん縮小できたので、各系統の回数を減らすことなく、むしろ増強ペースで合理化が可能でした。 大江戸線改編は50年代当時とは状況が異なり、過去の再編で少なくなった路線網に更に再編を加えたので、バス路線は各所で尻切れトンボのように途切れネットワークとして利用しにくくなりました。更に都03・田70といった利用の多い系統まで再編対象に加えた上に、再編対象以外の系統も大幅に減回したため、都民の受ける影響は甚大でした。 運賃は民営と同額か、都営が10円高い状況が長年続きましたが、現在は逆転しています。 今後の都バスは如何にあるべきか、について都民レベルの議論が未成熟のようです。高運賃を負担する代わりに密なネットワークと頻繁運行を求めるのか、各路線の運行頻度を確保する代わりにネットワークを粗くするのが良いのか、あるいは各路線を更に減回してネットワークを密にした総花的な路線網を期待しているのか、民営化の是非を含めて都民の意向調査をする必要があると思っています。
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