|
▼T君さん、PLせつなさん:
>さらに、自分もこの「平均乗車効率」とは何ぞやと色々と試算してみたの
>ですが、ぴったりくるものがありました。
>
>平均乗車効率=煤i区間A〜Bの乗車効率×区間A〜Bの距離)÷系統の総距離
書いている間に先を越されてしまいましたが・・・。
乗車効率は一般的に、
(延人キロ)÷(走行キロ×平均定員)
=(停留所間乗車人員×停留所間キロ程)÷(走行キロ×平均定員)
が用いられているようです。
私の手元にある昭和35年の「東京都交通局編 乗客調査統計報告書」で、
複数の系統にて確かめてみたところ、昭和35年のものは
煤i区間A〜Bの乗車効率×区間A〜Bの距離)÷系統の総距離
ではなく、
平均乗車効率 =煤i停留所間乗車人員×停留所間キロ程)
÷煤i停留所間輸送力定員×停留所間キロ程)
で求めているようです。
具体的に言えば、29系統の場合、
錦糸町駅→江東車庫 0.280km 通過人員2,714 定員9,148 効率29.7%
江東車庫→亀戸駅通 0.720km 通過人員2,819 定員9,148 効率30.8%
亀戸駅通→亀戸6 0.450km 通過人員3,421 定員9,148 効率37.4%
亀戸6 →亀戸7 0.510km 通過人員3,531 定員9,148 効率38.6%
亀戸7 →亀戸9 0.480km 通過人員3,516 定員9,148 効率38.4%
……
新田 →仲町西組 0.410km 通過人員1,171 定員5,628 効率20.8%
…
猫実 →浦安 0.351km 通過人員 338 定員4,097 効率 8.2%
と35年調査ではなっているのですが、この場合ですと
(2,714*0.280+2,819*0.720+3,421*0.450+…+1,171*0.410+…+338*0.351)
÷(9,148*0.280+9,148*0.720+9,148*0.450+…+5,628*0.410+…+4,097*0.351)
=31.8%
となります。
なお、煤i区間A〜Bの乗車効率×区間A〜Bの距離)÷系統の総距離
で上記を計算すると27.7%になります。
ちなみに、両者は全区間で定員が同じであれば一致します。
ということは、平均乗車効率の求め方が時期によって変わっているということでしょうか?
#昭和35年調査では、2系統の新宿駅方面は平均乗車効率76.1%になっています。
しかも西大久保1→四ツ谷三光町は101.4%…。
|
|