H21.10.17
公営企業委員会より抜粋
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〇岡本参事 広告つきバス停留所上屋の設置状況でございますが、平成十九年度に二十一基、平成二十年度に四基を設置いたしました。なお、本年度につきましては七十五基設置を予定しておりまして、現在までに十一基を設置いたしました。
〇鈴木委員 設置状況についてはわかりましたけれども、二十一年度に七十五基設置ということで、まだ現在まで十一基ということは、今の説明を聞きますと、計画に比べて大分苦戦を強いられているように感じるわけですけれども、過去二年間の設置数が計画より少なくなったのはどのような理由があるとお考えなのか、ご説明を願います。
〇岡本参事 設置数が計画より少なくなった理由についてでございますが、交通管理者及び道路管理者の許可基準の一つである、歩道上に広告つき上屋を設置した後に歩行者の通行のために確保すべき幅員が、他都市では二メートルなのに対し、交通事情の特殊性や事故防止等の観点から、東京では三・五メートルとされたこと。現地調査の結果、地下埋設物などが新たに発見されたこと。平成二十年度については、十九年度に設置した上屋の検証期間とし、利便性やコスト面から仕様の見直しを行い、新たな設置を原則として見送ったことなどでございます。
〇鈴木委員 実際にやってみて、取り組んでみて、いろんな困難に直面して本当にご苦労されていることは、今のご説明をいただいてわかりましたけれども、やはり積極的に課題に対応して、事業の進捗というものをもっと図っていただきたいなというふうに思っております。
ところで、今の答弁の中で、昨年度はコスト面など幾つかの観点から検討し、仕様の見直しを行ったということでありますけれども、平成二十年度にどのような仕様変更をしたのか、その内容についてもう少し詳しくご説明願います。
〇岡本参事 仕様変更の内容でございますが、利便性向上のため時刻表と路線図の掲示場所を工夫するとともに、ベンチの設置位置を変更し、お客様が停留所に接近するバスを見やすくなるようにいたしました。
また、コスト削減につきましては、躯体の材質や柱の太さについて、強度や耐久性を損なわない範囲で見直しを行い、製作費用の低廉化を図りました。
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その他の文を見る限り、「警察等と折衝して入れても問題ないところ」から優先的に入れているようですね。今年度の75基は多いです。
あまり本数の多い少ないは考えておらず、広告効果のありそうなところを優先していそうな気はするのですが、どういう基準なのかは確かに気になるところです。