現在の東42乙系統(以下単に「乙」と書きます)ですが、台東区の浅草地区北部にあたる今戸・清川・橋場地区の交通不便を解消すべく台東区が東京都交通局に運行を請願した路線と言う特殊な位置付けであり、赤字になった分は地元の台東区が負担すると言う取り決めの元開設された路線なのですが、
台東区でもコミュニティーバス「めぐりん」を順次開業したことにより風向きが変わってきました。もともと浅草雷門止まりだった乙は、同じ台東区でも、浅草橋に近い
「浅草南部地区」の交通不便解消の為と、基幹病院でもある「三井記念病院」へのアクセスとして秋葉原駅まで延長されました。その後、めぐりん2路線目である「南めぐりん」
が開業すると、本数を半減された上、再び乙は浅草雷門折り返しに戻されてしまいました。この路線は台東リバーサイドスポーツセンター前〜清川間が一方通行路の関係で
上下の経路が異なるため、めぐりん最初の路線である「北めぐりん」開業時は共存していました。(橋場地区の経路も異なりますし)しかし、逆回りの「ぐるーりめぐりん」開業で、
乙とはほぼ完全並行となったため、運賃が割高になる乙は劣勢になることが明らかなため、極端な減量ダイヤにした改正に踏み切り、それを修正したのが今回の改正です。廃止された墨38同様、こちらも請願路線で、赤字分は地元区が補填すると言う約束の元開業しましたが、墨38は地元コミュニテイーバス「すみだ百景 すみりんくん すみりんちゃん」が開業すると間もなく廃止されてしまいました。
乙とぐるーりめぐりんの関係も同じことが言えると思います。
今後地元の台東区が乙への赤字補てんを中止した場合、交通局の方針は、
「乙廃止」の方向に動くのは間違いないと思います。
他のめぐりんと違い、京成バス(ほかの3路線は日立自動車交通)が運行する
ぐるーりめぐりんは中型ロング車での運行なので、ラッシュ時の対応も出来ます。
コミバスダイヤから朝夕の通勤時も運行する一般バスダイヤになった時。
そして台東区が都営への赤字補てんをやめてコミバスへ予算を集中した場合、
その時は東42が甲・乙の2路線体制から昔通り「東42甲」1路線体制となり、
その際は「甲」が取れて「東42」になるのではないかと思います。