何とか時間が取れたので、方向幕調査を兼ねて乗車してきました。
錦糸町駅発13時台の昼下がりの便です。
錦糸町駅は[錦28][東20]と同じ乗り場で、かなりの長蛇の列となっていました。
ほぼ定刻に[東20]錦糸町駅止が到着し、幕を回して「錦22 西葛西駅南・
臨海車庫」となって乗り場につけると、何と並んでいた人のほとんどが乗車。
[錦28]に乗る人かと思っていたら、そうではありませんでした。
ちらほらと同業者(?)の姿を見かけたものの、かなり一般人や老人、親子連れの
姿も見受けられ、注目度が高いようです。
定刻に錦糸町駅を発車しました。およそ席が埋まる程度の混雑です。
そのまま四ツ目通りを南下していきます。途中の住吉駅・扇橋2といった
停留所からもパラパラと乗車があるのも特徴的で、「〜〜に行きますか?」と
いう質問が乗車の際に多く乗務員氏に寄せられていました。
東陽町駅は2回停車で、どちらでも乗車できるようです(多分)。
錦糸町駅行は右折しなければいけない関係上、1回停車でしょう。
ここで乗務員氏は「このバスは西葛西経由臨海車庫行きです。門前仲町方面には
参りません」と放送して東陽町駅につけたものの、何とほとんどの人が
乗りとおして、途中から乗ってきた人と合わせると車内は35人程度は
いたのではと思います。
そのまま永代通りを進み、独自区間に入ります。そこまではノロノロ運転でしたが
新設区間は信号も少なく、快調な走りです。みんくるガイドでは双方向とも
「新砂三丁目アパート」となっていましたが、実際は第一報の通り
臨海車庫方面は「江東高齢者医療センター入口」となっていました。
しかしながら向かいに「新砂三丁目アパート」があり、同一停留所と
言ってもよいでしょう。「清砂大橋西」は橋の入口にあり、臨海車庫方面も
作ろうと思えば作れるのでしょうが、わざわざ作るほどではないと判断したのか?
清砂大橋を渡ります。思えば東西線の車窓から建設される橋を何回か眺めましたが
こうして現実に営業路線で渡るのも感慨深いです。片道2車線があり、
葛西橋経由よりも明らかに走りやすいと思われます。
「西葛西駅南」でかなりの人が下車しました。まあ西葛西駅のすぐそばで
看板に偽りは一応なしというところですが、せっかくなら[西葛20]も
停めてしまっていいのではないかと思います。
そこから先はいつもと同じ景色を進み、およそ35分で臨海車庫に到着しました。
かなり地元の注目度も出入庫路線にしては高く、このまま進めば
レベルアップも期待できそうです(ただ出入庫路線なので、収支や乗降客数は
単独で出てこないと思われますが……)。
単純に錦糸町駅〜西葛西駅を結ぶ路線という意味でも、今までになかった
路線であり(一応30年近く前は[錦29]錦糸町駅〜雷〜浦安がありましたが
その当時は西葛西は街づくり前だったので)、もっと注目度があがると
よいですね。