半蔵門に引っ越してきて以来、新宿、銀座に行く際、いつも都03を利用していて私にとって思い出深い路線です。現在も朝の通学の際、数寄屋橋まで時々利用します。大江戸線が開通後に四谷駅止まりになってしまい、銀座から新宿まで一本で行けなくなり、また半蔵門、麹町から新宿まで一本で行けて乗客も多かったのにもかかわらず短縮されてしまったので、利用しにくい路線になってしまったことに残念に感じます。短縮が決まってあとには、四谷駅の接近表示の付いたバス停に、赤いスプレーで「反対」と書かれてあった落書きや、反対のチラシが何枚も貼ってあったのを今でも覚えています。その短縮後の2002年の2月には、東京女子医大経由の新宿行きの路線ができ、一部復活しました。しかし新宿界隈まで都03では平均15〜20分くらいでしたが、宿75は3〜40分ほどかかるので少し使いにくい路線です。
またダイヤ改正のたびに都03はかなり減らされてます。短縮後当時は平日60数本、土日40数本でしたが、現在では平日およそ40本、土日はなんと10数本にまで減らされ、去年のダイヤ改正でとうとう土日が1時間間隔までになってしまい、近くに走る橋63を大きく下回ってしまいました。ここまで減りの激しい路線は他にないと個人的に思います。本数を減らすことで乗客も減るという悪循環になってるようにも思えます。朝を除いては立つことはありませんが、築地、銀座から一本で半蔵門まで行けるので、本数が少なくなっても固定客がいますし、1キロ半程ですが半蔵門、麹町二丁目から四谷までも少しの乗客がいます。最近では半蔵門、麹町二丁目のバス停の両方向に、新しくベンチが設置されましたが、ベンチよりも本数を…、新宿まで…と思います。
今後のダイヤ改正ではどのようになるのかが非常に気になります。今では廃止にならないことを願います。
思い出話で長くなってしまい申し訳ありません。