毎日新聞の報道によると、複数の都バス運転士が料金箱を不正操作して運賃を盗んでいたことが発覚。処分が出たとのこと。(F支所2名、K営業所1名)
昔は紙幣に対するつり銭は現在のように機能がなく、紙幣しか持たずに乗車して来て運転士と揉めている乗客を良く見かけました。鉄道の券売機で紙幣が使えるようになっても依然として硬貨のみのバスの対応に怒る乗客も多く、私などはバスに乗る際はトラブル防止のために両替用の小銭を極力用意してボランティアをしたものでした。その頃、交通局の関係者から聞いていた話に、確かに紙幣対応は技術的、コスト的問題もあるが、紙幣が使えるとなると扱う額が高額になったり高額の不正が発生する懸念もある旨聞いていただけに、そこを悪用した犯罪が発生してしまったのは残念です。これで再び「紙幣は取り扱わず、バスカードを買って下さい」なんて逆行することがないことを願います。