都03の路線短縮・大幅減回の問題に関しては、当掲示板でも昨年から今春にかけて大きな話題となり、議論が繰り返されてきましたね。
都バス民営化まで話題が発展してなつかしく思います。
実家のある四谷二丁目は小学生時代の昭和40年代後半には、急行で通過扱いの市02を除くと、銀71・秋72・東75・橋78・茶80・四97と6系統のバスが走っておりました。
今と違って、どの系統も頻繁運行でしたので、1度に4台位バスが続いて到着することもあり、1日中バスの姿が途切れことはありませんでした。
当時からすれば、これらの6系統がすべて廃止になりバス道路が消滅するとは誰にも想像できなかったでしょうね。(笑)
現在は、宿75新設で昼間のみバスが通るようになりましたが…。
都03の増回・新宿延長は、杉並支所のはとバス委託前でしたら実現の可能性もあったかも知れませんが、現在の輸送人員から考えたら到底不可能でしょうね。
平成12年の大江戸線改編時の新宿駅〜四谷駅間の短縮は限られた選択肢の中で、ベストな案だったか疑問が残ります。
地下鉄要員捻出のため、バスの縮小が至上命題であったにせよ、よりベターな方法はなかったのかと思わざるを得ません。
結果的に予想以上の客をバスから離れさせてしまったようです。
例えば、都03系統の路線と運行頻度は変えずに、平行する系統(四97)や隣接する系統(橋63)を短縮して、都03に集約。都02・大江戸線と平行する上69を手入れする方策をとれば、同じ輸送規模のまま都03を救済することが出来たかも知れません。
都市新バスのセールスポイントのひとつに『待たずに乗れる高頻度運行』があるわけですから、現状では都03は《グリーンアローズ》の看板は返上すべきでしょうね(笑)。