▼つばささん。全くそのとおりです。南千40系統についてですが、私は東京駅や上野駅方面へ乗り継ぐのに便利なためにしばしばこの系統を使います。この系統は、南千住駅東口を起点終点として墨田1丁目をほんの数百メートル循環するバスです。しかし、循環部分があまりに小さすぎて、わざわざ「循環」を銘打つ必要はなく、かえって利用者に誤解や混乱を招きます。バス方向幕やアナウンス放送などでは「循環」を強調しているために、利用者にはこのバスが墨田区北部を広範囲に循環するかのような印象を受けます。極めて不自然な呼び名です。おそらく事業者側の運行の都合(往復運行せずにそのまま折り返すという事情か)を考えてそんな名称にしたのでしょう。ネーミングにはもう少し配慮が必要です。
蛇足ではありますが、この路線は周辺住民からほとんど無視されている気の毒な路線です。この南千40系統は、足の不自由な障害者を連れて墨田区北部から上野や八重洲方面へ乗り継ぐのに重宝しているのですが、いつ乗ってもいつ目撃しても利用者がほとんどありません。汐入地区の団地から南千住駅までの間だけを利用する人がほとんどで、路線本来の目的である墨田区北部と南千住駅とを結ぶという使われ方をしていません。たまにいる利用者のほとんどが隅田川の水神大橋を渡らずに南千住駅東口ー汐入地区の間を、自転車でも行けるような距離を南千40系統で移動します。こんな使われ方がされ続けば、いつかはこの系統が廃止されてしまうのでは、とかなり心配です。サイトによれば、今年7月にも汐入地区が路線再編成を受けるそうですからなおさらです。先日開業した南千住西側地区京成バス循環路線が汐入地区にもし延長開業すれば、南千40系統はおろか、上46系統南千住駅東口ー上野松坂屋の半ば汐入地区を循環した部分なども廃止の可能性があるのでは、と不安です。特に後者の上46系統や東42甲系統南千住ー東神田・八重洲に関しては、つくばエクスプレス開業により南千住ー浅草間が大打撃を受けるのは確実です。