結局、ニワトリが先か卵が先かという話になっていってしまいますね。
本数減というのは一番楽に取れる施策ですけれども、よっぽどのことがない限り
さらに乗客減という悪循環しか招かず、負のスパイラルになってしまう……
都営の場合は、地下鉄と合わせて人員が一定数にしなければならないというのも
「どこかを増やせばどこかを減らす」というのが色濃く出ている一因かも
しれません。
かつて、20年前にこの悪循環に陥ったのを断ち切ろうとして始めたのが
都01という都市新バスサービスでした。今でも経常とはいえバス事業が黒字で
あるのはなかなか凄いことではあると思いますが、今は本数減しか選べ
なくても、利便性を上げられて、なおかつまだ実行していない細かい改善点は
色々とあると思うのです。とにもかくにも使いやすいバスになってほしい、と
思います。
#都営は羽田空港などの中距離で稼げないのが苦しい、かも
子会社系は、漏れ伝わる話ではいい話が聞こえてきませんが(地元の東急トランセも……)
これを言い出すと国の政策としての公共交通までどんどん話が大きくなって
しまいますし、労使関係の話にもなってしまいますので、ちょっと打ち止めと
しておきます。
p.s.
京王は、正直どこから車と人を出しているんだ一体全体と思います^_^;
が、利用者だけの視点から見た場合、夜間帯でもしっかりと走っているというのは
非常にアピール度の高いサービスであります。この辺の夜間帯サービスは
各社が結構違ったスタンスになっていて、興味深いところです。
p.s.2
先日出た京都交通のニュース。
今の時代は、民間会社がローカルバス事業を維持するのは
非常に難しい話になっていますね……
p.s.3
あー、だんだん書いていて我ながら支離滅裂になってきました。
750,000ヒットの企画でも気分転換に考えることにします。