都営バスは利用者数下げ止まり傾向から脱却し、近年は利用者数は増加傾向で推移しているようです。
局のホームページによると、平成24年度から平成29年度までの5年間で走行キロは約3%削減、利用者数は約9%も増加しています。走行1キロあたりの乗客数は約11%の増加ですね。
需要は着実に増加しているのに供給はそれに対応していないだけでなく、逆に供給量を削減することは
車内混雑が激しくなっているわけで、座席削減仕様車が主流となっていることと相まって着席チャンスが
減って高齢者やハンディキャップのある客には乗りにくくなっているかも知れません。
土曜ダイヤ設定前の昭和50年前後だったと思いますが、交通局に1系統当たりの平均運行回数をお尋ねしたところ、『平日は101回、休日は97回(1回とは1往復または1循環を指す)』との回答を頂いたのを記憶していますが、今とは比較にならないほど高頻度の運行サービスを提供していたのですね。