江東営業所にかつて配置されていた都市新バス用の平成10年度導入L−E422〜429号車は、年度内の平成11年2月に一度導入された際、その仕様に不備があったためにメーカーに戻し翌年度の5〜6月に納入し直されています。ところが、それ以前にも昭和56年度のひとまわり前のK代のうち、塗装がナックルラインになった後期車も年度をまたいだ昭和57年5〜6月に導入されていました。後期車が次年度の導入となったのはH代からK代前期にかけて採用された鈴木カラーが都民や利用者から不評を買い、新たな塗色(ナックルライン)が決定されるまで導入が見送られたためといいます。そのために、次のL代前期との間は2ヵ月ほどの開きしかありませんでした。