「めぐりん」の元祖でもある「北めぐりん」と「ぐるーりめぐりん」は両系統でペアみたいなものです。この両系統はまさに今戸・橋場地区をターゲットにしているため、混雑も激しいのではないでしょうか。そこで、今年開業の「ぐるーりめぐりん」は狭い道路の通行を犠牲にして収容力を取り中型ロングになりましたが、それが当たったようです。
「北めぐりん」は7メートル級の小型車ですから帰宅ラッシュ時に積み残しが出るのはある意味当然かもしれません。「ぐるーりめぐりん」の雨降りダイヤは初めて聞きました。
日立自動車交通が運行する他の「めぐりん」では実施していないのでさすがは京成と思いますね。中型車化してもよさそうな系統は「南めぐりん」を除く各系統ですが、それぞれ狭隘区間を抱えていますから、ルート変更でもしない限り小型車のままでしょうね。
日立自動車交通は「晴海ライナー」スカイツリーライナー」用に大型車も持っていますが、基本的に小型車ばかりですので、中型車化となると、運行会社を京成に統一するなどの施策が必要になってくる気がします。当然ルート変更も絡んでくるでしょう。
「北めぐりん」の台東病院乗り入れも小型車ならではですし、吉原地区へのルートも中型車では無理でしょう。その辺りは難しさを抱えている気がします。