ずいぶんと、不思議な話ですね。
私は東京都交通局の関係者ではありませんし、
無理に庇おうとも思いません。
私自身が都税を納めておりますから、
東京都交通局には、しっかりして欲しいと思っています。
ただ、この話はとても不思議な話だと思います。
まず、停留所でバスを待っているのに、通過されてしまったとき、
咄嗟に局番を見るという客が、どれだけいるでしょうか?
都営バスの乗客の中で、ここに集っている皆さんのように詳しい人は、
あまりに、ごく一部なものです。
まして、kin's Traing さんの表現によれば「どこかのおばちゃん」とのこと。
そういう人が、走っているバスの局番を見ますかねぇ?
普通なら、見ないでしょう。
なにより、咄嗟のことですからね。
そして、次に来たバスに乗ったとき、局番を言わなくとも、
「1本前のバスが、止まってくれなかった」
と言えば通じるのですから。
営業所に連絡するにしても、日時だけで特定できるでしょう。
私自身、同じような光景は、何度と無く目にしておりますが、
「1本前のバスが来なかった!」
「1本前のバスが止まってくれなかった!」
そう言うものです。それで十分伝わりますからね。
バスの局番を指定して苦情を言っているご夫人など、見たことがありません。
そして、次に来たバスに乗ったときの文句の言い方も、
とても一般の乗客とは思えませんね。
「Y691よ、だれいったいなぜ黙っているの」
局番だけで運転士を特定することができるなどと、
一般の乗客は考えもしないものです。
しかし、そのご夫人は知っていたわけですね。
さらに、
「営業所はどこ、こちらから電話する」
とは、自分が乗っているバスと、
Y691が所属している営業所が異なることまで、
承知していたわけですね。
普通の乗客は、自分が乗っているバスが所属している営業所すら
意識していないものですよ。
これでは、
「Y691というバスの運転手個人に対する恨み」
としか思えない内容です。
これほど不自然な抗議では、
「わかりました、事実を営業所に確認して連絡します」
というのが、最適な答え方にさえ思えてきます。
そして、そんなことよりも、
kin's Traing さん自身は、局番についてご存知の上で、
「Y691が乗車拒否をした」という苦情の事実確認も、
そのときの状況の確認も行っていないにも関わらず、
公のBBSに局番を明記するというのは、適切な行為でしょうか?