年度替わりの4月1日より、江戸川競艇輸送を担う、都営バスに大きな変化がありました。
4月13日・26日に江戸川競艇場へ行き、調査したところ、
(1)艇10・艇11ともにダイヤ改正が行われ、本数が削減されている。
(2)各系統とも、系統表示から「急行」表示へ変更された。
(3)艇10から、巣鴨・江東が撤退し、江戸川のみの管轄になる(但し最終バスを除く)。
まず(1)の本数削減は、競艇場の意向です。やはり、場外舟券売り場(ボートピア)が出来たことや、
自宅などで電話投票で舟券購入を済ませてしまったり、若いファンが定着しないなど、来場客が減っている事情があるようです。
(2)の「急行」表示に変更された背景には、通過するバス停で待っている一般利用客からの苦情対策で、系統表示をやめたとのことでした。(運転士から聞き取り)
これまで艇07(錦糸町行)・艇08(新小岩行)は、競艇場出発後「貸切」表示に切り替えて、
対策を施していたものの、艇10・艇11は「貸切」表示をしていないため、苦情が出たのではと推測します。
(3)の江戸川単独化については、交通局が系統を管轄する担当営業所を組み替える際に、
都心側の営業所・支所から優先的に組み替えて再編していくため、江戸川のような外周部は、
残った系統を管轄してゆく形になってしまう。とのことでした(運転士から聞き取り)。
本数は削減されているが、競艇場から増発要請があれば、対応出来る用意はあるとも言っていました。
おそらくGI・GUレース開催時(2013年度は7月4日〜9日。10月1日〜6日)に増便がされるでしょう。
なお、艇07の錦糸町行と、艇10の平井行は、デイレース(昼間開催)終了後・ナイターレース終了後に、1台ずつ江東営業所のバスが、応援の形で運用に入ります。