江戸川競艇場では、外向け前売り発売所をリニューアルし、「BOAT RACE 365(ぼーとれーすさんろくご)」を4月3日よりオープンしました。
これは、江戸川開催の日は、江戸川と他場3か所の競艇場の舟券を発売し、
江戸川非開催の日は、他場4か所の競艇場の舟券を発売するもので、
競艇場の建物の中に、場外舟券売り場を併設したようなものと思っていただいて良いと思います。
毎日営業していることをイメージしてもらえるように、「365」と名称が付いていますが、2012年度は、年間約330日の営業日数を予定しています。
そこで、江戸川競艇の観客輸送を担う、都営バスにも大きな変化が出ています。
(1)平井・船堀・西葛西の3駅の、競艇場行きのりばに、時刻表が掲示されるようになった。
(2)ナイター開催のレースも発売するため、平井駅発・船堀駅発は、夜間帯も(しかも年間約330日)運行する。
(3)運行時間・運行日が拡大されたものの、引き替えに(?)昼間の運行本数は減少している。
(4)かえり便専用の、錦糸町駅行き・新小岩駅行きは、デイ(昼間)レース終了後とナイターレース終了後とに、2度に分けて運行する。
(5)西小松川町停留所廃止に伴い、新小岩駅行きの経路が変わった。
(1)〜(5)の詳細は、別途書きますが、
都営バスの表示に「ボートレース江戸川」へと、表示変更された背景には、競艇の業界が
1997年に「競艇」や「KYOTEI」と呼称統一されてきたものの、
2010年1月より「BOAT RACE」へ一新・統一がなされ、
競艇場の呼称も、近隣の戸田競艇に例えると、「ボートレース戸田」や「戸田ボートレース場」へ
変更・統一されることが2010年5月に決まったことにあります。
(CMキャラクターが和田アキ子さんから、南明奈さんへ変わったタイミングと言えば、おわかりいただけるでしょうか……)
交通局自身が表示変更を決めたのか、もしくは競艇業界の関係者が、交通局へ働きかけをしたのかは、
さすがに知る由はありませんが、他の競艇場への送迎バスも、
(常滑・琵琶湖・尼崎・鳴門・徳山・下関・唐津の送迎バスは、競艇場と表示している)
表示変更があり得るのだろうなぁと、気になっています。
かつ、「BOAT RACE 365」の休館日(すなわち、都営バスの競艇便が運行しない日)は、
5月は、7・8・9・10・11日と、28・29・30日。
6月は、休館日無しです。
7月以降は、開催日程自体が未発表です。