▼青春の1ページさん:
初めて都市新バスが走り始めた頃は、特に都01では専用車での運行を厳格に守っていました。国の補助事業の対象であったことも関係していると考えられます。
都02では都市新バスシステムたる基準が緩和され、都01ほどの設備投資をぜずとも補助金が出るようになったため、皆さんご存知のように専用車が少なく、シェルター型バス停もほとんどありませんでした。
都02までの頃は、車両数が限られていたこともあり、専用車を他系統で運行するというケースは稀有だったと思われます。
都03〜05では出入庫時に都市新バス本線系統以外での運行が行われるようになり、都01・02でも車両が増備されたためこちらでも余剰車が他系統に配車される光景が見られるようになりました。
この頃、愛称の行灯に黒色カバーとヘッドマークカバーを被せて運行することがほぼ守られていましたが、既存車の仕様が都市新バス専用車に近づきその意義が薄れてきたことや、ノンステップ車では一般車と都市新バス専用車との区別がほぼなくなったことなどから、カバーを付けないケースが日常的なものになってきた感があります。
交通局としてもカバーの装着は現場の判断にゆだねているようですし、カバーが足りないという事情もあるようです。
目黒営業所では、カバーの不足を補うため車庫の車両係手作りの「鉄板製Tマーク」(ヘッドマークの上に取り付ける)もありました。