おはようございます。
ある路線が都市新バス化決定→愛称募集・決定→開業
ああ、そんな時代が懐かしい・・・
そして、交通局はバスのグレードアップに力を注いでいて、ハイバックシート、引き違い窓、4枚折戸、エアサス、次停留所名表示器(デジタル時計)と、当時ではかなりのゴージャスなバスに仕上げられているのには、憧れてしまうのも無理ありません。
「都市新バス」とは何か?
今の都市新バス車両を見て、そう考えたことはありませんか?
一般車両のグレードアップ、都市バス車両の一般化、乗客減少による衰退、経営難、徹底的なコストダウン、これらが災いして本来の都市新バス精神が失われているのです。
本来、「都市新バス」というものは、増加する交通悪化による乗客減少の危機に歯止めをかけるために登場した、いわば正義のヒーローなのです。
そのヒーローが衰退していく姿は、とても悲しいものです。
昔は、ハイバックシート+4枚折戸の大型車だったのが、今では普通シート・引戸の中型車・・・そして、グレードの、ない都市バス車。(-o-)ハァ〜、
一般車と変わらぬノンステップの増加で、ハイグレード車が減っていく・・・
今現在の乗客減少の理由は、推定ですけど、更なる渋滞による定時性確保の困難、地下鉄開業による乗客の収奪、運転手の態度(「都民の声」を見ればわかります。)、あと、施設閉鎖その他、乗客の都合(卒業、退職など)。
でも、「都市新バス」は快適な停留所と車両で乗客を満足させるもの。
定時性確保が困難ならば、「臨時」を増発させて、客を待たせないこと。
すべて大型車で、せめてでもハイバックシート(折りたたみシートの再開発も含む)を採用させて車内快適性をもたらせること。
客が少ないからと言ってあきらめずに、たった1人の客を考え、本数を増やすこと。
都03は、試験的でもいいので、新宿まで延ばすこと。(担当は、路線数の少ない新宿か、杉並ができるはず。)
都市バス車両と一般車両との使い分けが困難ならば、都市バス車を一般路線に走らせればいいのです。(別に問題がないどころか、かえって客への快適向上になる。)
乗客が減少する今だからこそ、「都市新バス」が必要なのではないでしょうか?
都市新バスの役目は、まだ終わってないのです。コストダウン(再編整備)が始まってから、もう5年近く経ってます。もうそろそろ、回復してもよろしいのではないでしょうか。
ハイバックシートの採用と、折りたたみシートの改良次第で、ノンステップバスにも都市新バス化(グレードアップ)が出来ると思います。
(正直言えば、ハイバックシートだけでもよろしいので、標準化して欲しい。)
無理なことを言ってしまい、申し訳ございません。
これが、僕の切実な思いです。
交通局の方々には、昭和59年当時の本来の都市新バス精神を忘れないで欲しいです。
皆さんは、最近の「都市新バス」について、どう思われますか。