各車庫でP代車の投入が続くのと入れ替わるようにZ代・A代車の廃車が続いています。
それは、2ステップ車の廃車であると同時に4枚折戸も消えることを意味します。たしか、4枚折戸が導入されたのはT代車からと記憶しています。
(南千住の登場はV代車からと思います)
戸袋のない外観は斬新でした。そして、巣鴨のリフトバスであるY代車で中扉の両開きを見た時はもっとビックリしたものでした。
現在の都営バスは開口面積が広く、動作範囲がコンパクトな両開き(観音開き)の折戸を前ドアに全面採用し、2枚折戸は過去のものとなっていきます。
南千住はL代車まで2枚折戸は見られますが、その後消えていくかもしれません。中扉もシンプルで開口面積が広く取れるという理由でS代車までの引き戸に戻したのでしょうか。
「グリーンリバー」Z代車が残した両開き(交通局では「グライドスライドドア」と言っています)は引き継がれますが、試行された中扉の両開き(早稲田などのD代車に採用されています)やT代車からの4枚折戸は消えていくのですね。
一抹の寂しさを覚えます。
そうそう、「リバー車」といえば、更新で座席モケットが現在の「みんくる柄」に張り替えられたとき、「都市新バス」の終わりを感じました。
感傷的な投稿で申し訳ありませんでした。