どうもです。
ほとんど独り言みたいな内容ですが……
バスコレ第7弾ではエルガのほかに、日野BD34が発売されました。
BDシリーズは昭和27年に日野がブルーリボンというブランド名で発売したシリーズの1つで、車体中央の床下のエンジンを装着しているのが特徴です。センターアンダーフロアーエンジン車と呼ばれ、室内がボンネットよりも広くとれ、平らにできるということもあって人気を博しました。
昭和27年のBD31からスタートして、バージョンアップを何回か行い、BD32、33、34、35とナンバーが進みました。なお、BD1xシリーズも同様に存在しましたが、1xは前ドアのみ、3xは中ドアのみという部分が異なります。
都営では、昭和29年度にそれまで採用していたBHシリーズのボンネットバスから切り替えての採用となりました。
このモデルですが、都営バージョンももちろんあって、M-E374という車号になっています。ここで気になるのがE代であるということ。E代は昭和36年度導入なのですが、手持ちの資料によれば昭和36年度の日野は最後のモデルであるBD35を導入したことになっています。数は35輌。ステッカーのミスなのか、それとも実はBD34も導入されていたのか少し気になるところです。BD34が導入されていたのは、昭和32年度後期〜昭和35年度(後のA代〜D代)となっています。
ちなみに、このE代限りでセンターアンダーフロアーエンジン車の導入は打ち切られ、翌37年度(F代)より普通のリアエンジン車であるRB10にチェンジしました。