>「アイボリーとスカイブルー」と塗色は、バス利用者はもとより広く親しまれその評価も高かったのですが、「事故防止」と都営バスの運行がわかる「乗客増加策の一つ」として、「明視性の高い黄色」を基調とすることが議論され「イエロー」を基色に「マルーン」を配したものに変更しました。
そうですね。「公式見解」的にはこうなるんでしょうね。
実際はやや政治的にドロドロした裏があり、ちょうどこの時期、永年続いた美濃部氏(革新)から鈴木氏(保守)に都政が変わり、その際、鈴木派の一部から「スカイブルー」は革新の色であり、保守都政になったこの時期にふさわしくない・・・。的な声が上がり、突然予告なく都バスの色を変えたものですから、保守都政の誕生を快く思っていなかった革新系の都議らを中心に「目がチカチカする」「都市の景観にそぐわない」「ウ○コ色のバス」など連日論争になり、「じゃあ一体何色なら納得するんだ?」とのことで、サンプルカラー3タイプと審査委員の一人であった岡本太郎氏が「どうしても」と推した自身のデザイン「参考出品(太郎バス)」を廃車予定の深川車4台にテスト塗装し、都内各地をアンケート巡回した人気投票の結果と審査委員の見解により、3タイプのうちのA案(だったかな?)をベースにアレンジしたのが現在に至っており、当時のことを皮肉って一部では「スカイブルー」を「美濃部カラー」、「イエロー」を「鈴木カラー」などとも言われていますね。