▼通りすがり改め都09さん:
構内撮影を許可しないのは、
やはり一番は安全の問題だと思います。
トップ記事の趣旨とはやや横に逸れますが、
ネット上での映像・音声の公開に関して書きます。
(あくまで参考程度ということで)
>また、音声合成君さんの言うように、仮に撮影許可が出ても、
>ネット掲載には更に慎重になる必要があります。
>私は今まで撮影許可が出たのは1ヶ所だけで、
>その時も、HP掲載は禁止と言われました。
この理由は私にはわかりませんが、
肖像権の問題や、
ラッピング広告の関係もあるかも知れません。
後はHPを見た人に、
事業者は撮影を常に許可している、
という誤解を与えるかもしれません。
私も頼んだ訳ではないですが、
職員側から車内を撮らないかと言われたことがあります。
撮影させていただきましたが、
あくまで個人で見る以外には使えません。
仮に掲載許可を貰ったとしても、
背景に写った人の顔はも
スターフ、各種リスト等の企業内部資料には、
モザイク処理を施すのがトラブル防止のため必要でしょう。
肖像権に関しては私の地元でこんな出来事がありました。
高校生が地下鉄の車内でフィルムの入っていない
カメラのシャッターを切ったところ、
向かいに座っていた他の客が学校に怒鳴り込んできたのです。
本人曰く「肖像権の侵害だ」と。。。
やはり車内・構内は公道等とは区別する必要がある、
という事ではないでしょうか?
バスに限らず、駅構内・車内は撮影・録音禁止のところが多いです。
私は録音に関してはたまに知らん顔してやっていますが、
あくまで「自分一人で聞くのが目的」です。
ネットで車内放送を公開したりするつもりはありません。
トラブルが発生するとやっかいなので。
私は行っていませんが、
中には実際に車内放送をネットで公開している人もいます。
(車内で録音したものや、
販売されたり事業者から譲り受けたソフト等を使用して、
放送音声を公開しているということです。)
私もそういうのを聴いて楽しんではおりますが、
これに関して法的に問題がないのかどうか、
事業者の方を通じて法律専門家(事業者に関係する弁護士)から、
数年前に見解をいただくことができました。
(前例がないのであくまで「一般論から考えて」という断り付き)
予想していた通り、
まず考えられるとすれば著作権の問題のようです。
これに関しての見解は、
1、放送内にBGMとして音楽が含まれている場合は、
公開すると著作権の問題が発生する可能性がある。
2、放送内の広告に「キャッチフレーズ」が含まれている場合、
そのフレーズは広告主の著作物をみなされる可能性がある。
(思想・感情の表現に当たるため)
なので、この2点は注意する必要があるということでした。
なお、音源が何であるかは関係ないとのことです。
つまり、営業中の車両で録音したものであっても、
販売されたテープや、事業者等から譲り受けたソフトであっても、
同じということです。
とはいえ、(私の私見ですが)
実際にトラブルになった事例は私は聞いたことがないし、
特に事業主に損害を与えるようなことはないと思うので、
実際に問題になることは考えにくいと思います。
しかし、
私は不特定多数が見る場での公開にはかなり慎重派です。
上では著作権に焦点を絞っていますが、
他に問題がないかどうか、私は心配です。
(周囲の乗客の声が背景に入る場合等)