北天 幻龍さん、PLせつなさん、お調べ頂きましてありがとうござました。
当方もPLせつなさんがご質問なされたサイト等、都電関係のサイトをいろいろ調べて
みたのですが情報が見つからないでおりました。大きな謎が解けた思いです。
当時周辺は倉庫が立ち並び雰囲気のある場所であり電車の来ない併用軌道はとても
ミステリアスでした。また、入口は木製の門扉で塞がれておりその中に伸びる軌道が
好奇心旺盛な子供心を擽るものでした。
木製の門扉でもうひとつ思い出したことがあるので話が逸れてしまいますが青山車庫
にも触れておきます。
都電の時代、青山車庫には2つの出入口があり軌道も両者から車庫内に伸びておりま
した。片方は現在の青山劇場側であり、電車の入出庫はこちらから行なわれており
ました。もう片方は現在の国連大学を挟んだ反対側にあり常に木製の門扉で閉ざされて
いて、中がどうなっているのか気になってしょうがなかった思い出があります。
そして、都電6系統廃止で504(506)系統が運行を始めた時、この門扉で閉ざされていた
側が代替バスの出入口となりました。N代の時代です。田町分車庫と同時期に門扉が
開かれた形ですね。
青山劇場側からバスが出入りするようになったのは、その後9,10系統が廃止となって
以降です。(S代)
ところで、このN代ですが、渋谷駅〜池袋駅東口の幕がありました。トロリーバス廃止
時、渋谷(青山)が受け持つ予定であったのでしょうかね。結局、戸山支所受け持ち
となり幕が使われることは無かったと記憶しております。