▼志村営業所常盤台教会さん:
>杉並の数少ない大型車のN317。
>運転席側4列目の席が撤去されクッションボードが設置されているのは何故?
このN317号車は都営バスに4台在籍する背立て式車いすスペース試験車で、同車のほかにL−L100・N−L748・T−N316号車が存在します。L−L100号車を除く3台は早稲田営業所に配置されていました。但し構造の関係上車いすが普通なら2台入るのが1台までしか入ることが出来ないのと、その構造自体がネックとなり、早稲田営業所に在籍していた3台のうちL748号車は北営業所、N317号車は杉並支所に移籍し(N316号車は現在も早稲田営業所に在籍)、入れ替わりにK541号車が北、N319号車が早稲田営業所に移籍しています(後者はのちに早稲田から深川営業所に再移籍)。トレードの理由としては、ウィキペディア(早稲田営業所の項から)によると早77と池86の沿線に都立障害者福祉センターがあることや副都心線との並行系統で副都心線は深い位置を走るため階段が多く階段の利用が困難な高齢者や車いすの利用が多いこと、残る上58も沿線の経由地上高齢者の利用が多く、車いす不使用時にも座席が1つ増えることで着席効果を上げられることが挙げられるそうです。