新車導入数について考察してみました。
車庫ごとの導入数は、はとバス委託車庫がゼロに近い数になっていることから、かなり現実に即した数を表記していると思われます。
まず、新車が105輌あり、残存するのはC代CNGが20輌、D代前期が36輌(CNG26輌除く)、D代後期が29輌。これで85輌となり、残り20輌ですが、E代前期で非CNG車は4輌しかいません。といっても、E代前期と後期は3ヶ月程度の車齢差しかないことや、E代に大量にいる中型車を早期除籍する可能性も考えると、以下の3つの可能性が出てきます。
・D代CNGを早期に除籍する
・D代CNGを残し、E代大型ディーゼル車を除籍する
・D代CNGを残し、E代中型車を除籍する
ただし、E代中型は品川・港南に多く、それ以外にも小滝橋・江戸川等に配置されているものの、配置予定表を見ると中型車の置き換えを配慮した台数になっていません。また、北・深川の多さは、D代の前倒しCNG除籍も考えているのではと考えると、1番目の可能性が最も高いように思います。その前提で考えてみました。
以下、「車庫…現在の在籍数」となります。
品川…D前期2 D後期5 (E前期2 E後期1 E中型11)
→1次が3、2次が5。入数のほうが多いが、E代が先行除籍されるか何かを1輌放出。
港南…D後期3(E後期3 E中型7)
→2次が1。D代の残り2両は、他からの転入で置き換え?
渋谷…D前期2 D後期2(E後期1)
→2次が6。ここは読めません。差し引き分は港南に2輌転出させるのが最も素直。
新宿…(E後期2 E中型2)
→なし。多分今年度は何も起こらない。
杉並…D後期6(E後期4 E中型3)
→2次が2。少なくとも4輌不足するので例によってHRを受け入れるんでしょう……
青梅…D前期5
→新車なし。ただし生き延びる可能性は低いので、別途中型車の入札があると考えるのが合理的ですが、全車HRの転入でまかなう可能性も十分ありそうです。
小滝橋…D後期2(E後期2 E中型2)
→2次が2。E代の置き換えまでは至らないはず。
早稲田…D前期4
→1次が1、2次が4。何かを1輌転出? 車齢を調節したいのならH/K代あたりだが。
巣鴨…D前期4 D後期1
→1次が2、2次が4。ここも何かを1輌転出? 杉並にHRあたりとか。
北…Ccng9 Dcng14
→1次が3、2次が25。入れすぎです。D代CNGを置き換える場合でも、6輌は最低残るので、最低でも差し引き(3+25)-(9+14-6)=11輌は転出対象となり、K/L代のCNGあたりが怪しそうではあります。
千住…D前期1(E後期4)
→2次が2。ここも何か1輌を放出か。
南千住…D前期2(E後期1)
→1次が1、2次が4。青戸へ転出して置き換えというスジがありそうです。
青戸…D前期3
→新車なし。ただ中型車なので、受け入れるとしたらHRかMKなのでしょうね。
江東…D前期5(E後期10)
→1次が1、2次が6。余った2は臨海に転出?
江戸川…D前期6 D後期5 (E前期2 E中型3)
→1次が4、2次が9。ここは少し除籍が早めなことが最近多いので、E代除籍もゼロではない気がします。普通に考えれば臨海に転出。
臨海…Ccng11 Dcng6(E前期3 E後期3 E中型2)
→新車ゼロ。最低限11輌必要ですが、北からの転入でまかなうとちょうど数字が符合します。もし臨海D代CNGも除籍する場合は江戸川・江東からの受け入れで実現可能。
深川…D後5 Dcng8(E後期8)
→1次が5、2次が15。D代CNGまで全滅する可能性が高そうですが、それでも入数が7超過しています。これも読めないです……
練馬・大塚はD/E代の在籍なし。入籍予定もないため、本年度の動きは普通に考えればないでしょう。
これにより、新たに渋谷・巣鴨・南千住がノンステップ100%になりそうです。