▼PLせつなさん 元バス会社員さん:
共管の場合、火災や事故でダイヤが30分以上遅延した時とかに、運行管理の人がバス乗務員に的確に指示をしにくい、どっちの営業所が代車を出すのかという問題がありますね。
営業所によって、車両運用などが違いますし、例えば遅延があった時に、片方の起点に最寄の営業所の運行管理職員が飛んできたとします。共管営業所のことはよく知らないから、自分の営業所のバスにだけ「待ち」や「出発」などの指示を出し、共管のもう一つの営業所のバスは、乗務員の判断で走るだけなんてこともあります。下手に共管先のバスに例えば「待て」の指示をしてずれこんだら、そのバスの食入後の担当ダイヤはどうするのってことになりますから。
代車も営業所としてみたら人件費も手間隙かかりますし、どっちが出すのって問題にもなります。担当本数の多い少ないで代車などを出すことになる、主担当営業所を決めてしまえば良いのでしょうが、そうしたら結局、共管の意味もなくなります。
これはあくまで民間の話しで、都営が横の垣根がないのなら、お門違いです。
運転するほうとしては、気分転換になると言う人も居ますし、何個も覚えたくないと言う人も居ますし、人によって違いますね。たしかに、信号のサイクルなどを習得するのに時間がかかるのは否めません。信号サイクルに合わせた速度は、定時運行にも影響します。