こんにちは。
この問題は結構根が深く、「どこまでを固有名詞として扱うか」という考えによるものですね。
一時期、小田急バスの幕が「〜駅」を「〜eki」と表記していましたが
決して間違いではなく、むしろバス停名を固有名詞として扱う意味では、発音をそのままローマ字に表記することは一つの方針だと思います。
東京女子医大はTokyo-Joshi-Idaiか、Tokyo Women's Medical College(幕の表記)か。
東大構内はTodai-KonaiかTokyo Univ.(幕の表記)か。
JALビルはJAL Biruか、JAL Bldg.(幕の表記)か。
一丁目は1-chomeか、itchomeか。
ヘボン式と訓令式まで行くと話が拡散するのでやめます。
ちなみに、方向幕/LEDの表記だと、新宿駅西口はSHINJUKU STA.と、西口のような補助記載が落とされていますが、これも必要なんじゃないかと思います。
むしろ問題なのは、都営バスの中でも表記が統一されていないことです。
ひどいのになると並んでいる停留所ごとに表記が違ったりしますね。
なぎさニュータウンの停留所ポールなんかがいい例です……。
個人的な考えですが、
・基本は、日本語の読みをそのままローマ字表記。
・ただし、外人がよく使うような施設名は英訳表記が望ましい。(空港などが際たる例)
・新宿駅西口のような停留所名は、どうせスペースがあるのであれば、Shinjuku-eki-nishiguchi(Shinjuku Sta. West Entrance)のような二重表記が望ましい。
(四ヶ国語表記するスペースがあるんだったら、これをしたほうがよっぽど親切な気がします)
・「循環」のような補助記載はできればLoopline等英訳した形のほうがよい。