▼早稲田&小滝橋さん:
まず、平成15年度までは営業所ごとにメーカーが分かれていました。公営企業ゆえ、どこか一つのメーカーのみ集中的に買うということは原則的にありえず、また保守や運転の手間から、車庫ごとにメーカーを統一して4メーカーの車を揃えていました。現在では同一車種を入札で大量導入することによるスケールメリットのほうが勝っているためか、一般車は1年につき1車種のみになってしまいましたが、今までの伝統というか原則としては車庫毎に指定のメーカーの車を導入していました。
その上で、少し前までは同一メーカーであっても色々な種類の車を入れるのが通例でした。低公害やバリアフリー対応、中型車など、様々な種類があり、適材適所という側面があったり、また一般車に比べてバリアフリー対応/低公害のバスは値段が高いため、全部統一するわけにはいかないという事情もあったものと思います。
特に超低床が出てきたW代(平成2年度)以降〜E代(平成10年度)まではバラエティー豊かな車が入っています。