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渋谷営業所

系統一覧

8.510/ 8.310km 渋谷駅〜渋谷車庫〜天現寺橋〜赤羽橋駅〜新橋駅  
5.950/ 5.530km 渋谷駅〜渋谷車庫〜天現寺橋〜赤羽橋駅  
出1  5.740km 天現寺橋→赤羽橋駅→新橋駅
出2  3.180km 天現寺橋→赤羽橋駅
出入3 4.920km 渋谷駅〜渋谷車庫〜天現寺橋〜目黒駅  
出入4 0.830km 渋谷駅〜渋谷車庫*1  

*1 渋谷駅行きは東二丁目始発

本線の始終発時刻

渋谷駅発 新橋駅発

回数・速度

都06甲 運転間隔(渋谷駅〜赤羽橋駅) 所要時間 表定速度
平日
土曜
休日

変遷

系統 施行日 所管 距離 概要
534  S44.10.26 目黒 8.510/ 8.310km 都電34(渋谷駅〜一の橋〜金杉橋)の代替で渋谷駅〜一の橋〜新橋駅が開通
534折  S44.10.26 目黒 5.950/ 5.530km 渋谷駅〜赤羽橋を開設
534折  S47. 4. 1 目黒 5.740km
3.180km
渋谷駅〜天現寺橋を開設
天現寺橋〜赤羽橋を開設
橋85  S47.11.12 目黒 8.510/ 8.310km 新番号に変更、橋85とする
都06乙 H 1. 6.19 目黒 6.630km 深夜バス開通により、渋谷駅→恵比寿駅→赤羽橋を開設
都06  H 2. 3.31 目黒 8.510/ 8.310km 都市新バス化、都06とする。愛称はグリーンエコー
都06  H11. 7.20 渋谷・目黒 8.510/ 8.310km 渋谷営業所との共管とする
都06乙 H14.10.15 目黒 *** 深夜バスの廃止により、渋谷駅→恵比寿駅→赤羽橋駅を廃止
都06 H15. 4. 1 渋谷 8.510/ 8.310km 渋谷の単独所管とする
都06 H20. 3.30 渋谷・品川 *** 品川との共管とする
都06 H21. 4. 1 渋谷 *** 渋谷の単独所管とする

路線図(H17.6末)

停留所



(H15.2.1)
渋谷駅前
並木橋
|| || || 渋谷車庫
渋谷車庫前
東二丁目
東三丁目
渋谷橋
恵比寿橋
広尾一丁目
広尾五丁目
広尾病院前
天現寺橋
|| || 恵比寿三丁目
|| || 白金六丁目
|| || 東大医科研病院西門
|| || 白金台五丁目
|| || 上大崎
|| || 目黒駅前
光林寺前
四ノ橋
古川橋
三ノ橋
二ノ橋
麻布十番駅前
|| 中ノ橋(北)
中ノ橋(南)
赤羽橋駅前
芝園橋
金杉橋
大門駅前
新橋六丁目
新橋五丁目
新橋駅前
新橋駅前(終点)

起点と終点は同じでも

 都01と起点と終点だけは同じだが、雰囲気は全く違う(渋88もあるがこの際おいておこう)。都01は六本木通りを走り、垢ぬけた感じがする系統だが、沿線に病院や住宅地を抱えた都06は地元に密着した感じがする。都01より6年遅れで都市新バス化されたものの、この雰囲気は相変らずだ。
 こちらも都01と同じく都電代替である。都電34系統は金杉橋までの運転だったが、代替に際して大門を経由して新橋駅まで延長された。当初から本数は多く、麻布十番には鉄道がなかったこともあってバスは盛況。橋85時代は日中も半数の便が赤羽橋折り返しであったが、都市新バス化に伴い全便が新橋駅発着に改められ、新橋方のフリークェンシーも大幅に改善。平成元年には深夜バスも開通した。
  平成12年、南北線・大江戸線の開通で城南地区の都営バスは大打撃をこうむったが、地下鉄では渋谷へは直接行けないとあって、ラッシュ時を中心にかなり減便されたものの、日中7〜8分間隔と都市新バスらしい利便性を維持し続けている。

渋谷との共管(H14)

 平成11年より渋谷営業所との共管になった。当初は目黒:渋谷は9:1ぐらいの比率だったと思われるが、大江戸線開通などの動きで余裕が出てきたのか、現在の比率は6:4くらいになっていると思われる。共管の前までは、目黒駅〜渋谷駅の出入庫をかなりの本数運行していたが、元々の本数の削減、渋谷の担当比率の増加、目黒の車も食入を渋谷営業所で済ます……などの事象が積み重なり、かなり本数が減ってしまっている。将来はどうなるのだろうか。

橋だらけ!

 お定まりのネタだが書かないわけにはいかないだろう。この都06、金杉橋まで古川(渋谷川=一部暗渠)に沿って走るため、「橋」のつく停留所が非常に多い。並木橋・恵比寿橋・渋谷橋・天現寺橋・四ノ橋・古川橋・三ノ橋・二ノ橋・中ノ橋・赤羽橋駅・芝園橋・金杉橋・新橋六丁目・新橋五丁目・新橋駅。平成12年の改編までは麻布十番駅が一ノ橋、赤羽橋駅は赤羽橋という名称だったため、9連続「橋で終わる停留所」というよく分からないタイトルを保持していた。
 ちなみにその古川、現在ではほぼ全て首都高速の下にあるためちょっと目立たなくてかわいそうである。さらに余談だが、これらの古川に架かる橋の中で、都06が実際に渡るのは「一之橋(停留所とは字が違う)」と「金杉橋」だけである。

乗れない、バス停。

 平成15年3月に目黒支所の出庫口付近に突如現れた、ダルマ型停留所。そのポールには『都06渋谷駅』の文字があり、無論時刻表も、目黒駅停留所の時刻から1分マイナスしたものがきちんと掲示されていた。これは「出入庫路線での営業区間は、全区間の時刻を開示する」という方針に基づいて設置されたもので、目黒支所出口にも「目黒車庫前」として新たに停留所を設置したのだ。
では、実際にここから乗車しようと試みると、なぜか乗車できない。
支所に確認しても『あれは停留所ではない、東98の乗り場から乗車してほしい』の一点張り。これでは何のために停留所を作ったのだろうか。上からの指示によるパフォーマンスとしか思えない。しかも、目黒支所が都06から撤退して目黒駅〜渋谷駅の出入庫が廃止された後も、その場所には時刻表とダルマ型停留所がそのまま残り、いわば都営バス版トマソンとなっている。