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●都05←[銀71折]

深川営業所

系統一覧

晴海埠頭〜晴海3〜勝どき駅〜銀座4〜東京駅南口  
東京ビッグサイト〜有明テニスの森〜(晴海3→)勝どき駅〜銀座4〜東京駅南口
豊洲駅〜晴海3〜勝どき駅〜銀座4〜東京駅南口 平深夜
(乙) 深川車庫〜豊洲駅〜晴海3〜勝どき駅〜銀座4〜東京駅南口
出入1 深川車庫〜豊洲駅〜晴海3〜晴海埠頭  

※平成18年4月1日より、都の告示上では[都05乙]は日比谷〜銀座4〜晴海埠頭となっている

本線の始終発時刻

晴海埠頭発 東京駅南口発

回数・速度

乙・出入 折・深夜 運転間隔 所要時間 表定速度
平日
土曜
休日

変遷

系統 施行日 所管 距離 概要
銀71折  S60頃 杉並 5.159km 銀71折返として昼間のみ東京駅南口〜晴海埠頭を開設
銀71折  S63. 3.21 杉並  *** 銀71→都03の都市新バス化に伴い、一旦東京駅南口〜晴海埠頭を廃止
都05  S63. 6. 8 深川 5.159km 都市新バス化、都05とする。愛称はグリーンアローズ
都05折 H 1. 6.19 深川 5.500km 深夜バスの開通により、渋谷駅〜豊洲駅を開設
都05  H 3. 5.23 深川 5.259km 晴海埠頭ターミナルの変更、延長
都05  H 5. 3.31 杉並・深川 5.259km 杉並との共管とする
都05  H12.12.12 深川 5.259km 深川の単独所管に戻す
都05 H18. 4. 1 深川 5.260km キロ程修正
都05 H19. 3.26 深川 *** 東京テレポート駅〜東京駅南口を土休のみ開設
都05 H22. 4. 1 深川 *** ホテルマリナーズコート東京〜晴海埠頭の経路をほっとプラザはるみ経由に変更
都05 H25. 4. 1 深川 *** 東京テレポート駅〜東京駅南口を東京ビッグサイト〜東京駅南口に変更
有明テニスの森〜晴海三丁目を新豊洲駅・かえつ有明中高に変更
毎日運転に拡大

路線図(H19.5末)

停留所


(H15.2.1)
深川車庫前
東雲二丁目
東雲小学校前
東雲都橋
ジャパン・エア・ガシズ前
東雲一丁目
東雲橋交差点
深川五中
豊洲駅前
豊洲二丁目
石川島播磨重工前
日本ユニシス本社前
晴海一丁目
晴海区民館前


|| 晴海埠頭
|| ほっとプラザはるみ入口
|| ホテルマリナーズコート東京前
晴海三丁目
晴海トリトンスクエア前
勝どき駅前
勝どき橋南詰
築地六丁目
築地三丁目
築地
銀座四丁目
数寄屋橋
有楽町駅前
東京国際フォーラム前
東京駅丸の内南口

晴海通りの基幹路線

 東京駅から晴海埠頭への路線としてまず作られたのは、昭和36年開通の東京駅〜晴海貿易センターの臨時便。その後は毎休日運転となったものの、いつしか廃止されてしまう。
 廃止からしばらく経った昭和60年ごろ、銀71(新宿駅西口〜晴海埠頭/現・都03)の定時性を確保するために、1時間に1本程度運行を開始した。この時点での経路は現在と異なり、都庁前(現東京国際フォーラム)から日比谷を経由して晴海通りに入っていた。 昭和63年3月、銀71→都03の都市新バス化でこの折返系統は廃止され、改めて3ヶ月後に開通したのがこの路線。都03・都04の都市新バス化よりも登場が遅れたのは、有楽町線の新木場延伸まで東18(東京駅南口〜銀座四丁目〜門前仲町)を運行する必要があったためだろう。
 都03の枝線のような姿の系統だったが、かなりの本数が確保された。  平成5年には、杉並営業所の車も都03の間合いで朝夕を中心に都05の運用に入り始めた。築地・勝どき・晴海と乗降も多かったが、平成12年の大江戸線改編で状況は一変する。本数の多寡で見ても平成11年の時点で都03<都05だったが、都03が短縮・大減便されたことで、都03が都05の支線のようになってしまった。皮肉なものである。

晴海会場

 都03や都05の側面方向幕に、「晴海会場」という表記がある。そのような停留所は存在しないが、一体どこのことだろうか? 実はこれ、現在の「ほっとプラザはるみ入口」のこと。以前は「晴海見本市会場前」という名称であった。「晴海会場」こと国際見本市会場は、大規模な催物会場として永年機能してきた。この当時から、幕の表記は「晴海会場」だった。ところが、時代の変化により、この施設そのものの有明地区への移転が計画され、すべての機能は新しい施設に移されることとなった。それが現在の国際展示場、いわゆる東京ビッグサイトである。
当然、停留所名改称を余儀なくされたが、とりあえず「晴海会場前」とされた。従来からそのように呼ばれることが多かったため、改称という実感があまりなかったものである。そして、会場跡に新しい施設が完成し、平成13年8月1日、現名称に改称された。それでも相変わらず幕に「晴海会場」を表示しているのは、それだけ定着している名称だ、ということであろうか。