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○王46(廃止)

巣鴨営業所

系統一覧

本線の始終発時刻

回数・速度

変遷

路線図(H18.9末)

停留所

実は都営バス初登場

　平成15年3月に急行03の廃止と引き替えに登場した新路線王46王子駅〜加賀団地線。加賀団地付近の足としては、従来は東武バスの[西01]・西新井駅〜皿沼循環が本数が多く、それに続いて国際興業が[川15]川口駅〜加賀循環や[赤26]赤羽駅〜舎人団地を運行しているが、都営もこの地域に参入することになった。この路線は急行03の廃止と引替えに登場しただけあって、平日の朝夕のみの運転となっているが、「あたしの(住んでいる)棟の前にバス停が出来て便利だわ〜」と団地の奥様方に大好評。週末運転など増便を期待したい。
　さてこの王46も、平日朝方の王子駅行きは江北橋下経由となり、経由しない便と区別するために枝番が付く。今までの都営バスでの慣例に従えば王46乙となると思いきや、何と王46-1で登場した。しかも、方向幕にまで『-1』入りという念の入れようである。その他にも、経由地の書き方が普通は「上沼田アパート・王子駅」とでもなるところを、タイトルのようにカッコ書きで小さく書いており、都営バス仕様からはかけ離れたものになっている。
　今までの慣例とは異なる、サフィックスによる枝番。同時期に誕生した枝路線には採用されていないのだが、これにはどういう意図があるのだろうか。内部での番号をそのまま出してしまったのだろうか、それとも担当者の気まぐれ……か？

加賀操車所

　加賀団地の終点で客を降ろしたバスは、そのまま来た通りをまっすぐ進んでいく。どこかに折り返し場があるのかというと、実は少し進んだ先、首都高速の脇に操車所があるのである。実は王46に合わせて作られたわけではなく、里48のために作られたものである。ここで休憩する車もそれなりに多い。
　路線図だけ見ると気づかないが、実は加賀団地と足立流通センター終点はそれほど離れていないため、乗り継ぐことも十分可能である。