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●西葛27

江戸川営業所

系統一覧

西葛西駅〜清新町2〜紅葉川高校〜臨海町2団地 3.950/ 2.890km  
西葛西駅→清新町2→葛西処理場→紅葉川高校→臨海町2団地 3.390km 平朝
折1 西葛西駅←清新町2←葛西処理場 2.690km 平土夕
折2 西葛西駅→清新町2→臨海町2団地→新田住宅→西葛西駅 4.990km ★平夜

西葛西駅発18:00代以降は、陸上競技場西口を通過

本線の始終発時刻

西葛西駅発 臨海町2団地発

回数・速度

  乙・丙 丁・深夜・折 運転間隔 所要時間 表定速度
平日
土曜
休日

※運転間隔は西葛西駅〜臨海町二丁目団地間、西葛26と西葛27の合計。

変遷

系統 施行日 所管 距離 概要
西葛27 S59. 6. 3 葛西 1.420km 西葛西駅〜陸上競技場(現清新第三小)が開通
西葛27甲 S61. 1.18 葛西 2.770km 陸上競技場〜紅葉川高校を延長、甲とする
西葛27乙1 S61. 1.18 葛西 3.390km 西葛西駅〜葛西処理場〜紅葉川高校を開設(朝のみ)、乙とする
西葛27甲 H 1. 3.27 葛西 3.940/ 2.890km 紅葉川高校〜(中左近橋→)臨海町2団地を延長
西葛27乙2 H 1. 3.27 葛西 2.770/ 4.070km 西葛西駅〜(臨海町2団地→)紅葉川高校を開設、乙とする
西葛27丙1 H 1. 3.27 葛西 3.390km 西葛西駅〜葛西処理場〜紅葉川高校は丙とする
西葛27丁1 H 1. 3.27 葛西 2.690km 葛西処理場→西葛西駅を開設、丁とする
西葛27戊 H 1.12.15 葛西 4.990km 深夜バスの開通で西葛西駅→臨海町2団地→西葛西駅を開設、戊とする
西葛27乙2 H 4. 3.31 葛西 *** 西葛西駅〜(臨海町2団地→)紅葉川高校を廃止
西葛27乙3 H 4. 3.31 葛西 3.390km 上記の廃止で、丙を乙とする
西葛27丙2 H 4. 3.31 葛西 2.690km 同上、丁→丙とする
西葛27丁2 H 4. 3.31 葛西 4.990km 同上、戊→丁とする
西葛27甲 H 7. 3.31 葛西 3.950/ 2.980km 一部経路変更
西葛27 H16. 4. 1 江戸川 *** 江戸川営業所に名称変更
西葛27丙2 H18. 4. 1 江戸川 *** 告示上から削除(運行は継続)
西葛27丁2 H18. 4. 1 江戸川 *** 告示上から削除(運行は継続)

路線図(H17.6末)

停留所

(H15.2.1)
西葛西駅前
清新町一丁目
清新町二丁目
清新第三小学校前
陸上競技場西口
| | 東京臨海病院前
| | | | 葛西処理場前
臨海町一丁目
紅葉川高校前
| | 臨海第一保育園前
| | 中央卸売市場葛西市場前
| | 中左近橋
臨海町二丁目団地前
中左近橋
中葛西七丁目
新田住宅前
第七葛西小学校前
西葛西駅前

西葛西駅発18:00代以降は、陸上競技場西口を通過

小粒でもピリリと辛い葛西処理場

 団地路線。清新町のニュータウン入居にあわせ、最初は陸上競技場までの非常に短い路線での開業となった。当時は本数も少なかったが、じきに紅葉川高校・臨海町2団地まで延伸され、本数も増加。平成元年には深夜バスも開設され(→深夜10)、使いやすい路線となっている。しかし路線形態からどうせ単純な路線だと思ってたかをくくるならば、それは間違いというもの。西処理場経由というのがあり、路線図でだけ見れば点線で描かれているが、非常に乗車難易度が高い。
 本線はかなりの頻度で走るが、葛西処理場を経由するのは朝1本(休日運休)、夕1本(土休日運休)だけ。しかも夕方のは葛西処理場始発なので、点線区間に全部乗ろうと思うと朝の便に乗らざるをえない。ちなみに夕方の葛西処理場始発は朝と同じ向きに進み、左近通りにぶつかって本線と合流する所(東京臨海病院の角)で左折して西葛西駅を目指す。そんなわけで葛西処理場には、ポールが道路の北側だけの1本しかない。

紅葉川高校止まり

 変遷に記載した乙2は、始発〜朝9時までの限定路線で、【往路】西葛西駅→清新町→紅葉川高校、【復路】紅葉川高校→葛西市場→臨海町2団地→清新町→西葛西駅となっていた。この路線は、紅葉川高校→葛西市場間の乗客を西葛西駅に直結するために存在した(甲系統では、臨海町2団地が終点となって降ろされてしまうため)。 しかしすぐそばに西葛20が走っていて、早く西葛西駅に到着するうえに本数が多かったため、この系統は利用者が伸びず、全て(現在の)甲に変更された。

大穴

 平成14年4月より船堀駅〜葛西臨海公園駅を走る西葛26が開通し、その分だけ西葛27は減便された。といっても西葛西駅〜紅葉川高校で完全に並行しており、さらに西葛26と西葛27で完全に共通にダイヤが組まれているため、この区間の利用者からとって見ると、一部便が西葛26に化けたように見える。もっとも、停留所に出ている時刻表は西葛26と西葛27で別。西葛27の時刻表だけ見て、前後が10分間隔なのにあるところだけ20分間隔!? と思うかもしれないが、その間には西葛26がちょうど穴を埋めるように運行されているので、ご安心を。しかしこのようにダイヤを工夫するのなら、お隣の新小29−新小30、また亀戸の里22−南千48のように、同一の時刻表に掲載すべきであると思う。