トップ路線資料館>業10

●業10←(廃止←[里12]←[78])←[33]

深川営業所

系統一覧

新橋〜銀座4〜勝どき駅〜豊洲駅〜木場駅〜菊川駅〜とうきょうスカイツリー駅 12.770/13.160km  
折1 新橋←銀座4←勝どき駅←豊洲駅←木場駅←菊川駅  
折2 新橋〜銀座4〜勝どき駅〜豊洲駅〜木場駅  
折3 木場駅〜菊川駅〜とうきょうスカイツリー駅  
折5 勝どき駅→豊洲駅→木場駅→菊川駅→とうきょうスカイツリー駅
出入1 新橋〜銀座4〜勝どき駅〜豊洲駅〜東雲都橋〜深川車庫  
出入2 新橋←銀座4←勝どき駅←豊洲駅←深川車庫 早朝
出入3 深川車庫〜豊洲駅〜木場駅〜菊川駅〜とうきょうスカイツリー駅  

*1 20時以降は新橋駅発着、また新橋〜銀座四丁目は外堀通り経由から中央通り経由に変更

本線の始終発時刻

新橋発 業平橋駅発

回数・速度

折2 出入1・2 折4・出入3 運転間隔(全線通し) 所要時間 表定速度
平日
土曜
休日

変遷

系統 施行日 所管 距離 概要
33  S26 .3.20 洲崎 9.013km 日暮里駅〜鶯谷〜千束3(現西浅草3?)〜業平橋〜菊川町(現菊川駅)〜木場3が開通
33  S28.12.15 洲崎 16.318km 新橋〜月島3〜豊洲埠頭(現豊洲駅)〜木場3が開通
33  S36.12.20 洲崎 16.318/17.058km 日暮里3(現東日暮里5)→上根岸をショートカット経由から日暮里2(現東日暮里3)経由に変更
33  S38. 7. 1 洲崎 12.870/12.440km 系統分割、33系統:新橋〜業平橋駅と78系統:晴海埠頭前〜豊洲埠頭〜業平橋駅〜日暮里駅とする
33折  S38. 7. 1 洲崎 5.165km 新橋〜豊洲埠頭前を開設
33  S39年度 洲崎 12.760/13.130km 一部経路変更?
33  S43. 5.27 深川 12.760/13.130km 洲崎営業所の深川への移転改称により深川に移管
33  S47.10. 1 深川 12.760/13.130km 新橋行き方向の一部経路変更
業10折  S51.10.10     新橋〜豊洲埠頭前、新橋〜枝川2を廃止
業10折  S51.10.10 深川 7.940km
4.820/ 5.190km
木場3〜新橋を開設
木場3〜業平橋駅を開設
業10  S55. 4. 1 深川 (13.052km) 豊洲郵便局(現石川島播磨)→勝どき2間の経路を朝潮橋から晴月橋経由に変更
業10乙  S63. 6. 8 深川 4.132km 東18(東京駅南口〜銀座4〜門前仲町)の代替で月島駅〜銀座4〜新橋を開設
業10  H 9. 6. 1 深川 12.760/12.930km 業平橋駅行きの経路を変更
業10乙  H 9. 6. 1 深川 3.819km 同上
業10折  H 9. 9. 2? 深川   業平橋駅〜深川車庫〜東京ビッグサイトを開設
業10  H11.11.11 深川 12.800/12.970km 枝川1付近の橋の架け替えにより一部経路変更
業10 H14. 4. 1 深川 12.800/12.970km 枝川1付近の橋の架け替え工事終了により経路変更
業10乙 H15. 1.14 深川 *** 月島駅→新橋を廃止
業10 H18. 4. 1 深川 12.770/13.160km 豊洲駅ターミナルの完成により、新橋方面はターミナルを経由するよう変更
キロ程の修正
業10折 H19. 3.26 深川 *** 業平橋駅〜深川車庫〜東京ビッグサイトを廃止

路線図(H18.9末)

停留所








(H18.10.1)
新橋
銀座西六丁目
| | 銀座六丁目
築地
築地三丁目
築地六丁目
勝どき駅前
月島三丁目
勝どき橋南詰
月島第一小学校
月島四丁目
晴海トリトンスクエア中央
晴海一丁目
日本ユニシス本社前
石川島播磨重工前
豊洲二丁目
豊洲駅前
| | | | 豊洲四丁目
| | | | 枝川
| | | | 枝川一丁目
| | | | 枝川二丁目
| | | | 塩浜二丁目
| | | | 塩浜橋
| | | | 木場六丁目ギャザリア前
| | | | 木場駅前
| | | | 木場三丁目
| | | | 木場四丁目
| | | | 東京都現代美術館前
| | | | 白河
| | | | 森下五丁目
| | | | 菊川駅前
| | | | 立川
| | | | 緑三丁目
| | | | 亀沢四丁目
| | | | 石原三丁目
| | | | 本所四丁目
| | | | 東駒形三丁目
| | | | 本所吾妻橋
| | | | 言問橋
| | | | 業平橋駅前
| | | |

深川五中前
東雲橋交差点
東雲一丁目
ジャパン・エア・ガシズ前
| | | | | | 東雲都橋
| | | | | | 東雲二丁目
| | 深川車庫前(構内)
深川車庫前(路上)
東京ビッグサイト東棟前
東京ビッグサイト

*1 20時以降は銀座六丁目・新橋駅前に、それ以外は銀座西六丁目・新橋に停車

何パターンあるのやら……

 新橋から業平橋駅まで、比較的長距離の路線。しかし、その路線形態は複雑怪奇である。
 まず、新橋の乗り場が普通でない。20時までは、新橋駅の裏の裏からひっそり出発して外堀通りを経由するが、それ以降は新橋駅前市01乗り場から堂々と出発し、中央通りを経由する。これは、数寄屋橋交叉点の一般右折禁止が解除され、右折待ちの車がたまって外堀通り経由のままだと運行の支障となるためである。
 そして、さらに複雑になっているのが、深川車庫行きの存在。業平橋駅から深川車庫行きが『直通』。新橋から深川車庫行きが『東雲都橋』回り。これは、深川営業所付近の経路の違いで、東16と同じ経路の直通と、東15と同じ東雲都橋経由となっている。経路をあえて統一しないのが、都営バスらしいといえば、らしい。しかも、出庫・新橋行きの始発だけはなぜか業平橋行きと同じ「直通」経由。
 さらに1日1往復だけの運転となる業平橋駅〜東京ビッグサイトという系統や、業10乙という早朝のみ走る月島駅発新橋行きという枝系統も存在し、王40に次ぐ複雑な路線網を形成している。

業10乙

 平成15年1月まで、業10乙という枝線が存在した。月島駅から清澄通りを南下し、業10本線と合流して新橋へと至る路線で、昭和63年の有楽町線の新木場延伸に伴う改編で廃止された東18(東京駅南口〜門前仲町)の代替として出来。当初は両方向あったようだが、そのうち早朝上りのみ(月島駅発6:10・6:30)となり、どの案内からも無視される幻の路線となった。
この業10乙を廃止前に体験してきたところ、意外や意外、築地までの利用が多いのである。確かに晴海通りを上る路線としては始発にあたる便であり、市場輸送としては適任だったのであろう。
 ちなみに運用方法も変わっており、何と深川車庫を5:15に出庫後、職員輸送として錦糸町駅から東陽町駅・豊住操車場を回った後に月島→新橋を出張で営業運転し、その後深川車庫に戻って門19を一往復するというものであった。現在ではこの部分がどうなっているのか、ちょっとした謎である。