●門33←[都電23]
江東営業所
本 | 豊海水産埠頭〜門前仲町〜緑1〜本所1〜押上〜亀戸駅 | 10.520km | |
出入 | 豊海水産埠頭←門前仲町←緑1 | 5.650km | |
折 | 門前仲町→緑1→本所1→押上→亀戸駅 | 7.400km |
豊海水産埠頭発 | 亀戸駅発 |
本 | 運転間隔 | 所要時間 | 表定速度 | |
平日 | ||||
土曜 | ||||
休日 |
系統 | 施行日 | 所管 | 距離 | 概要 |
門33 | S47.11.12 | 江東 | 10.520km | 都電23(福神橋〜月島通8)の代替で豊海水産埠頭〜亀戸駅が開通 |
門33乙 門33折 門33折 門33折 |
S47.11.12 | 江東 | 11.490km 9.080km 10.050km 5.960km |
晴海埠頭〜亀戸駅(朝夕のみ)を開設 柳島〜豊海水産埠頭を開設 柳島〜晴海埠頭を開設 門前仲町〜柳島を開設 |
門33折 | S53. 2. 11 | 江東 | *** | 柳島〜晴海埠頭、門前仲町〜柳島を廃止 |
門33折 門33折 門33折 門33折 門33折 |
S53. 2.11 | 江東 | 9.430km 7.400km 8.460km 6.590km 5.650km |
押上〜晴海埠頭を開設 亀戸駅〜門前仲町を開設 押上〜豊海水産埠頭を開設 両国駅〜豊海水産埠頭を開設(両国折返しが開通) 緑1〜豊海水産埠頭を開設 |
門33乙 | S53.11. 1 | 江東 | *** | 亀戸駅〜晴海埠頭、その他晴海埠頭発着折返しを廃止 |
門33折 | H 2.11. 5 | 江東 | 8.180/ 7.710km | 墨田区役所〜豊海水産埠頭を開設(朝夕のみ) |
門33折 | H 4. 7.21 | 江東 | *** | 墨田区役所〜豊海水産埠頭を廃止 |
門33折 | H12.12.12 | 江東 | *** | 豊海水産埠頭〜両国駅、豊海水産埠頭←押上を廃止 |
本 | (H15.2.1) |
○ | 亀戸駅前 |
● | 亀戸四丁目 |
● | 福神橋 |
● | 柳島 |
● | 十間橋 |
● | 押上 |
● | 業平橋 |
● | 本所吾妻橋 |
● | 吾妻橋一丁目 |
● | 東駒形一丁目 |
● | 本所一丁目 |
● | 石原一丁目 |
● | 都営両国駅前 |
○ | 緑一丁目 |
● | 千歳三丁目 |
● | 森下駅前 |
● | 高橋 |
● | 清澄白河駅前 |
● | 清澄庭園前 |
● | 平野一丁目 |
● | 深川二丁目 |
● | 深川一丁目 |
▼ | 門前仲町二丁目 |
○ | 門前仲町 |
● | 越中島 |
● | 月島駅前 |
● | 月島三丁目 |
▼ | 月島第一小学校前 |
● | 勝どき駅前 |
● | 勝どき三丁目 |
● | 新島橋 |
● | 月島警察署前 |
○ | 豊海水産埠頭 |
大江戸線開業時、勝どき〜両国まで6駅も並行し、その結果半減させられてしまった門33。しかしこの後はバスの底力を見せつけることになる。他の系統がダイヤ改正の度に少しずつ減っていく中で、門33の本数はあまり減っていない。確かに、乗ってみると各停留所での客の入れ替わりが多く、地下鉄の駅以外での乗降も多い。
もともと本数が多く、沿線住民がバスに抵抗がなかったことで、手軽なバスの利便性が評価され、それなりの実績を出しているのだろう。山手線内から見ると羨ましい話である。
現在の門33は亀戸駅行きと豊海水産埠頭行きしかない。つい最近までは都04の出入庫として緑一丁目〜豊海水産埠頭の区間運転があったが、都04が深川に移管された今では消滅した。実は門33には、様々な行き先が存在したのである。
まずは豊海水産埠頭〜両国駅。清澄通りを都営両国駅前まで北上した後、現在の両28と同じように両国駅を回って折り返していた。朝夕のみ運転だったが、大江戸線改編に伴い消滅した。
さらに一時期運転されていたのは豊海水産埠頭〜墨田区役所。かつて墨田区役所は両国駅近くにあったが、それが現地に移転したときに設定されたものである。これは2年ほどで消えてしまった。
代替当時に存在したのは晴海埠頭行き。勝どきから晴海三丁目を経由して晴海埠頭を終点とするものだが、通勤利用を見込んでいたのだろうか。代替当初は豊海水産埠頭発着90回、晴海埠頭が110回と、晴海埠頭発着のほうが本数が多かったという点も面白い。
逆側で見ると、「柳島止まり」というのが目を引く。都電時代の終点だったからであるが、代替当初は実に7割の便が柳島止まりであった。しかし素人目に見ても他系統と連絡のない柳島で止めるなら亀戸駅まで行かせるほうが妥当であり、結局昭和53年に柳島止まりは全廃され、全便亀戸駅まで行くようになったのである。
その他、朝ラッシュ時のみ存在した押上始発や、現在も始発のみ残る門前仲町発着など、長いだけあって様々な枝線があった。もっとも今では、花火などで臨時に門前仲町発着を出す程度であろう。